角野卓造

角野卓造


■角野卓造(かどの たくぞう)

 

□肩書き

 俳優

 

□本名

 角野卓造

 

□生年

 1948(昭和23)08.10(獅子座/O型)

 

□出身地

 広島県呉市→大阪府大阪市→東京都

 

□出身校

 大阪市立愛珠幼稚園

 大阪市立愛日小学校

 麹町中学校 

   学習院高等科

 学習院大学経済学部卒業

 

□略歴(満年齢)

 84年(36歳)朝ドラ「心はいつもラムネ色」出演。

 90年(42歳)ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」出演。

 01年(53歳)ドラマ「HERO」出演。

 ※他の主な出演:

  舞台 「花咲くチェリー」「温水夫妻」「夢の泪」

  映画 「戦国自衛隊」「釣りバカ日誌」「マークスの山」

  ドラマ「ライスカレー」「カミさんの悪口」「翔ぶが如く」

  テレビ「ぴったんこカンカン」「ごきげんよう」「ウチくる!?」

 

□趣味

 音楽観賞 映画観賞 ギター 麻雀 スキー 水泳

 

 

■角野卓造

 

□幼少時代〜

・父親は元広島県会議員。

 2期目落選後、喫茶店、焼鳥屋、商事会社経営、サラリーマンなど何度も転職。

 喫茶店は大阪の中心街のサラリーマン向けの店で各卓に黒電話が置いてあった。

・父親は戦前は右翼青年、戦後は労働組合を結成。

 右も左もなく政治的な事が好きな人だった。

 映画「仁義なき戦い」のモデルになった広島のヤクザと知り合いだった。

・母方の祖父は医者。

・母方の叔父に医者、経済学者、言語学者がいた。

・3歳年下の妹がいる。

・子供の頃、呉、大阪、東京(母親の実家)を行ったり来たりして育った。

・幼稚園に入る頃に大阪に引っ越した。

・子供の頃、母親に連れられてよく宝塚を観た。

・小学校時代、鉄道が大好きだった。

 将来機関車の運転士になりたいと思っていた。

・中2の時、卒業生を送る会でやった劇の演技をほめられて演劇に興味を持った。

・中3の時、演劇部に入部、演劇にのめりこんで成績が急降下した。

 演劇を始める前は日比谷高校から東大に進学して大蔵省に入るつもりだった。

・高校時代、演劇部。

 普段は男女別々で活動していたが学園祭の時だけ女子と一緒に活動。

・高校時代、流行のアイビーファッションの服を着ていた。

・大学時代、演劇部で演劇活動に熱中。

 正月3が日以外は毎日演劇部に顔を出した。

 学校当局とモメながら古い教室を劇場にリフォームした。

・大学時代、学生運動に興味がなかった。

 

■角野卓造

 

□私生活

・好物…豚汁。ボルシチ。魚の干物。しゃもの玉子。ごま豆腐。

 ラーパーサイ(白菜の甘酢漬け)。

 フルーツ入りの野菜サラダ(日本酒に合う)。

 甘いもの(酒を飲んだ後でケーキを食べる)。辛いもの。

・少しづつ色々な種類のおかずを食べるのが好き。

 晩酌のおかずをデパ地下で買う(売り場のおばちゃんと顔なじみ)。

 新宿伊勢丹、新宿三越のデパ地下によく行く。

・酒が好き。毎晩飲む。

 酒を飲むと早口でガンガン喋る。

・健康法…

 ウォーキング。

 スロージョギング(近所の善福寺川沿い、歩くより遅いペース)。

・年に2回健康診断を受ける。

・10年間の間に一過性虚血性脳貧血で舞台出演中に3回記憶が飛んだ。

 自分の判断で70歳頃に舞台の仕事を引退。

・痔から出血してトレーナーが真っ赤になっても稽古を止めなかった事がある。

・左利き。両手で同時に文字を書く事ができる。

・家事はほとんどしない。

・パソコンが苦手。

・汗っかき。

・音楽鑑賞が大好き。

 自宅の防音のAVルームでジャズを大音響で聴く。

 100万円以上のスピーカーを愛用。

 レコード、CDをあわせて1000枚以上所有。

 秋葉原にいきつけの店がある。

・好きな歌手…小田和正。

・ブルーレイレコーダー6台であらゆるジャンルの番組を録画、

 ジャンル毎に編集して大量に保存している。

・読んでいない本、聞いていないCD、

 観ていないレーザーディスク・DVDが大量にある。

・日々の行動などをメモ用紙に手書きで書く(体重、血圧、外出先、支出)。

 このメモを元に現金出納帳を作成。経費の書類として10年間保存。

・モノを捨てるのが苦手。

・洋服を自分で選ぶ。

・好きなブランド…Papas。

・住んでいる所…東京都杉並区荻窪(荻窪に36年住んでいる=18.02現在)。

・いきつけ…

 「テンポラネオ食堂」(荻窪、メニューは日替わり定食のみ=20.08現在)。

 「トマト」(荻窪、和牛ビーフカレー=18.04現在)。

 「どぜう ひら井」(墨田区吾妻橋=18.04現在)。

 カレー「すぱいす」(荻窪=18.02現在)。

 やきとり「バードランド」(東京・阿佐ヶ谷)。

 そば「高はし」。

 中華「北京遊膳」(自宅のすぐそば)。

 居酒屋「といち」。

 阿佐ヶ谷のジャズ喫茶。

・自転車を愛用。

・鉄道マニア。

 子供の頃に「鉄道友の会」に入っていた。

 新幹線が大好き(こだわり号車と座席がある)。

・京都が好き。

 特に目的もなくひとりで京都の街をぶらぶらする。

・よくひとりで居酒屋に行く。

 夕方から口開けで飲み始める。

 3軒ハシゴして5000円程度に収まる事が多い。

・カラオケの十八番…サザンオールスターズ。

・父親は75歳で他界。

・毋親は97歳(=23.12現在)。

・長男に30分500円でマッサージして貰っていた。

・長男と一緒にウォーキングする。

・亭主関白。

・若い頃から夫婦で寝室は別々。

 

■角野卓造

 

□人間関係

・伊東四朗、佐藤B作、あめくみちこ、松金よね子

 …友人。飲み友達(西荻会、会長は伊東)。

 他人の悪口を肴に飲む。よく一緒にカラオケに行く。

 佐藤B作は毎年誕生日プレゼントを贈り合う仲。

・高橋克実…友人。飲み友達。

・佐野史郎…ジャズ仲間。

・江守徹、石立鉄男、村野武範、渡辺徹…文学座の俳優。

・西村和彦、清水章吾、根岸季衣、中山エミリ…ドラマ「警視庁鑑識班」で共演。

・木の実ナナ、中山忍…ドラマ「万引きGメン二階堂雪」で家族役で共演。

・赤木春恵、長山藍子、泉ピン子、中田喜子、藤田朋子、野村真美、

 前田吟、植草克秀…ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」で共演。

 泉ピン子の夫は角野の主治医。

・えなりかずき、吉村涼…ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」で親子役で共演。

 えなりに本当の父親のような感覚で人生のアドバイスをする。

・石井ふく子…ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」のプロデューサー。

・橋田寿賀子…ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の脚本家。長台詞をたくさん書く事で有名。

・山本コウタロー…中学校の同級生。

・近藤春菜(ハリセンボン)…近藤が「角野卓造じゃねえよ」をやるようになって以降、

 名前を読み間違えられる事が減った(以前はよく「かくの」「すみの」と呼ばれていた)。

・川平滋英…角野のファン。

・森博英…友人。高校の同級生。

 ※「ウチくる!?」に出演(=18年2月18日放送分)

・倉野章子…俳優。文学座の4期先輩。78年結婚。1歳年上。

 長男妊娠をきっかけに14年間芸能活動を休んでいた。

・子供:

 長男…36歳(=18.03現在)。

 ※孫がいる

 

■角野卓造

 

□エピソードなど

・俳優になる事を父親に反対された。

・文学座附属演劇研究所に入所(=70年)。

・文学座の座員になる(=75年)。

・文学座に入った頃は長髪だった。

・20代の頃は毎日のように朝まで飲んでいた。

   始発の中央線に乗って終点まで行ってまった事が何度もある。

・ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の共演者が必ず舞台を観に来てくれる。

・いきつけの阿佐ヶ谷のジャズ喫茶の30周年記念CDにギタリストとして参加。

・ドラマ「警視庁鑑識班」は2時間ドラマの人気シリーズが連続ドラマに昇格。

・「普通の人のさりげないたたずまい」を演じられる役者として定評がある。

・ひとりで電車で仕事場に行く。

・ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」「HERO」がともに高視聴率をマークして

   「視聴率60%俳優」と呼ばれた(=01年)。

・「渡る世間は鬼ばかり」の6シリーズまでの平均視聴率は23.5%。

・「渡る世間は鬼ばかり」は世界30ヵ国以上で放送。