藤田弓子

藤田弓子


■藤田弓子(ふじた ゆみこ)

 

□肩書き

 俳優

 

□所属

 文学座(65年〜71年)

 

□本名

 川崎弓子

 

□生年

 1945(昭和20)09.12(乙女座/A型)

 

□出身地

 東京都目黒区自由が丘

 

□出身校

 都立城南高校

 

□略歴

 68年(23歳)朝ドラ「あしたこそ」主演。

 73年(28歳)テレビ「小川宏ショー」出演。

 79年(34歳)朝ドラ「マー姉ちゃん」出演。

 ※他の主な出演:

  舞台 「ばらの刺青」「結婚披露宴」「こわれゆく男」

  映画 「遠雷」「アイコ十六歳」「さびしんぼう」

  ドラマ「春よ、来い」「おひさまがいっぱい」「カミング・ホーム」

  テレビ「連想ゲーム」

 

□趣味

 俳句 釣り ゴルフ

 

□特技

 素潜り

 

□サイズ

 157㎝


■藤田弓子

 

□幼少時代〜

・父方の祖父は不二サッシの創立者。

・自由が丘の広大な邸宅に住んでいた。

・3歳の時、父親が結核で他界(享年33)。

 ※父親の事は声以外は殆ど覚えていない

・子供の頃は人見知りで引っ込み思案だった。

・習いごと…声楽。

・6歳の時、母親に連れられて邸宅を出て借家に移った。

   母親が会社員として働いて女手ひとつで育ててくれた。

   父親の遺産は当時のインフレでどんどん目減りしていった。

 ※邸宅が祖父の会社名義になっていたので出て行かなければならなかったらしい

・子供の頃から映画が大好きだった。

   小1の時からひとりで映画館で映画を観た。

   ヌーベルバーグから肉体派まで年間400本は観た。

・小学校時代、成績はトップクラス。

・小学校時代、クラスで一番野球に詳しかった。

 12球団全員の選手名を暗記していた。

・高校時代、神田「薮蕎麦」の跡取り息子と初交際。

・高3の時、文化祭でリーダーとしてクラスをまとめた。

・大学受験に失敗して女優になるかお嫁さんになるか真剣に悩んで女優になる事を決意。


■藤田弓子

 

□私生活①

・好物…中華丼。麩饅頭。豆かん。

・自宅に劇団員が遊びに来ると30人分の料理を作る。

・自宅に冷蔵庫が6台ある。

・酒が大好き。好きな酒はビール。

 若い頃は大酒豪で平気で一升あけた。

 若い頃の飲み友達で肝臓を壊して死んだ人がたくさんいる。

 酔ってガラス戸を駆け抜けた事がある(ほとんど人型に抜けていた)。

 東京にいる時は五反田の居酒屋に毎晩のように入り浸る。

・オグラ式エクササイズでダイエットした。

・霊感が強い。霊がついたままの時は家の前で追い払う。

 霊に声をかけられると「私は忙しいのであなたの話は聞いていられません」とはっきり断る。

・ペット…

   犬(ブルドッグ、名前はもすけ=03.06現在)。

   犬(雑種、名前は忠太郎=03.06現在)。

・住んでいる所…

 静岡県韮山町(一軒家、標高500mの所にある、窓から富士山が見える、

 暖炉とサウナがある、薫製用の炉がある=20.03現在)。


■藤田弓子

 

□私生活②

・いきつけ…

 鉄板焼「こよい」(赤坂、毎年忘年会で利用=22.05現在)。

   居酒屋「源さん」(静岡県伊豆国市=22.05現在)。 

 イタリアン「エリオ・ロカンダ・イタリアーナ」(千代田区麹町、生サラミ=22.05現在)。

 串焼き「日南」(東五反田、ひとりで行く事がある=16.12現在)。

   韓国料理「おんがねどんどんじゅ」(赤坂、30年以上通っている、ケジャン=16.11現在)。

 居酒屋「きえんきえら」(港区白金)。

 居酒屋「日南」(東五反田、レタスと一緒に食べる豚しゃぶ)。

 中華「亜細亜」(東五反田)。

・自宅の庭先でハチに顔面を刺された事がある。

・滞在していた旅館にダンプカーが突っ込んできてコントのように建物が半分なくなった事がある。

・静岡・伊豆にらやまカントリーの6番ホールでホールインワン(=01.07.07)。

・ドラマ「マー姉ちゃん」で共演したキャスト・スタッフと毎年飲み会を開催。

・母親は72歳で他界。

・若い頃、結婚は仕事にマイナスだと決めてかかっていて結婚が見えてくると自分から別れた。

・夫(河野)と結婚当初、当時既に高校生だったふたりの連れ子に対して、

 「母親」ではなく「仲が良い友達」として接した。

・夫が運転するクルマの助手席に乗っている時に東名高速でタイヤが1本外れてスピンした。

・夫に敬語で話す。

・よく夫婦喧嘩をする。

・夫は料理が得意。魚をさばける。

・釣りは夫婦共通の趣味。夫と一緒によく釣りに行く。


■藤田弓子

 

□人間関係

・野茂英雄、輪島大士、衣笠祥雄…友人。飲み友達。

・浅井慎平…友人。俳句仲間。

・太地喜和子…友人。文学座時代の飲み友達。

 太地のペースにあわせて飲んで酒が強くなった。

・大橋巨泉…仲人。

・熊谷真実、田中裕子…ドラマ「マー姉ちゃん」で共演。毎年飲み会で会う。

・竹中直人…舞台「こわれゆく男」で共演。

・ビートたけし、所ジョージ…好きなタレント。

・池戸和恵、板東和子…高校の同級生。

 ※「ウチくる!?」に出演(=06年2月5日放送分)

・河野洋…放送作家。85年結婚。40歳の誕生日の1日前に入籍。

 気が合う飲み友達として交際していた。

 「家に帰らなくて良い飲み友達はいいな」と思って結婚を決めた。

 河野はもともと女優・藤田弓子のファンだった。

・子供:

 長女…高木理恵。河野の連れ子。映画「湾岸ミッドナイト」に出演(=92年)。

 次女…河野の連れ子。


■藤田弓子

 

□エピソードなど

・小5の時から3年間ラジオドラマ「赤胴鈴之介」に声優として出演。

 自分で応募してオーディションに合格。

 オーディションに吉永小百合がいて絶対に無理だと思っていたが、

 スタッフに「大丈夫だよ。これはラジオだから(顔は出ないから)」と慰められた。

 ※吉永小百合は主役として出演

・ドラマ「あしたこそ」は朝ドラ初のカラーで収録に足かけ3年かかった。

・シングル「ためらいの明日」をリリース。

・生放送ワイドショーで度々失敗して「トチリの弓子」と呼ばれた。

 生CMでライバル会社の名前を言ってしまった。

・明治の肝っ玉母ちゃん役でドラマ「マー姉ちゃん」に出演中、

 プロデューサーに「絶対にやせないで下さいね」と釘をさされた。

・ひとり芝居の舞台「お世辞」に主演(=90年)。

・韮山町の町立劇団の座長を務めている。

 座員は高校生から70歳過ぎまで40人。

 年に数回公演。河野洋が脚本を担当。

・オーディションを受けて「INTO THE WOODS」でミュージカルに挑戦(=04年)。

・オーディションを受ける時は「絶対に受かる」と自分に言い聞かせて全身からオーラを出す。

 オーディションの合格率は100%。

・全国各地で年間50〜60本講演。

・自宅を「メレンゲの気持ち」で公開(=07年3月3日放送分)。

・個人事務所の税金滞納で伊豆の自宅が差し押さえられた、と報じられた(=23年)。

・著書…エッセイ集「肩に30の空を乗せて」。

凡例:20.01現在=2020年1月現在