室井滋

室井滋


■室井滋(むろい しげる)

 

□肩書き

 女優

 

□本名

 室井滋

 

□生年

 1958(昭和33)10.22(天秤座/O型)

 

□出身地

 富山県滑川市

 

□出身校

 富山県立魚津高校

 早稲田大学社会学部中退

 

□略歴(満年齢)

 88年(30歳)ドラマ「やっぱり猫が好き」出演。

 95年(37歳)朝ドラ「走らんか!」出演。

 98年(40歳)映画「のど自慢」主演。

 ※他の主な出演:

  映画   「の・ようなもの」「トットチャンネル」「ビッグ・ショー」

  ドラマ「な・ま・い・き盛り」「ギフト」「心療内科医・涼子」

  テレビ「進め! 電波少年」「ウリナリ芸能人社交ダンス部」

  CM  「江崎グリコ 2段熟カレー」「サッポロビール 生搾りみがき麦」

 

□趣味

 ピアノ 家庭菜園 パチンコ テニス

 

□特技

 おでこでピアニカ演奏 囲碁 麻雀 釣り 

 

□資格・免許

 小型船舶1級免許 スキューバダイビング

 

□サイズ

 161㎝

 

□特記事項

 夫は長谷川和彦


■室井滋

 

□幼少時代〜①

・実家は造り酒屋→荒物問屋。

 祖母と母親が店を切り盛り。

・室井家は10代続いた地元の旧家。

・父親は高校教師を退職して作家を目指して執筆活動。

 酒とギャンブル好きの地元で有名なスキャンダルメーカー。

・母親は教育熱心だった。

・ひとりっ子。

・赤ん坊の頃、小児結核になった。

・おばあちゃん子だった。

 幼稚園の頃まで祖母にベッタリの生活だったが、

 「精気を吸い取られる」と聞いて離れた。

・習いごと…英語。そろばん。絵画。ピアノ(4歳〜小6)。

・親戚のお姉さんが家庭教師だった。

・子供の頃、毎年のようおわら祭(八尾市)に行った(親戚がいた)。

・小学校時代、両親が離婚して父親にひきとられた。

・小学生時代、祖父が目の前で絞めた鶏を食べさせられた。

・小学校時代、運動会でホタルイカ音頭を踊った。

・小学校時代、両親が離婚。

 自分の意思で父親と一緒に住む生活を選んだ。

・母親は秩父宮妃に使える女官になった。


■室井滋

 

□幼少時代〜②

・中学時代に母親がわりだった父方の祖母が認知症を発症。

 家事と祖母の世話に追われる生活が大学入学まで続いた。

・中学〜高校時代、父親の再婚の為のお見合いに何度か同席。

 父親と好みが違ったので何度も破談。

 高2の時に父親が再婚(1年後に離婚)。

・中学〜高校時代、本・映画・芝居が大好きだった。

 感想ノートを書いて徴収書を渡せば父親が無制限にお金を出してくれた。

 毎晩のように映画館や劇場に行った。地元の劇団の座談会に参加。

・高校時代、女言葉を話す日本史教師(男性)の恋愛相談に乗ってあげた。

・上京に際して父親から「生活に困ったらこれを売れ」と

 太宰治「斜陽」の初版本を渡された。

・上京して最初に住んだ部屋は4畳半、風呂なし、共同トイレ(家賃2万円)。

・大学時代、入学式当日に演劇サークルに入部。

・大学時代、父親に痴漢撃退法を教えられた。

 ※胸を両手でガードして男の股間を蹴り上げる

・大学時代、映画研究会・七転舎に所属。

 約100本の自主映画に出演して「自主映画の女王」と呼ばれた。

 石井聡互「シャッフル」、山川直人「パン屋襲撃」など。

・大学3年の時、父親が脳溢血で他界(享年48)。

 東京に来て1週間ギャンブルをして500万円負けて帰った翌日に他界。

・大学は7年目に中退。


■室井滋

 

□私生活①

・好物…しいたけ丼。びわ寿司。いり玉ご飯。

 ゴルゴンゾーラのパスタ。ペッパートースト。

 伊賀牛のしゃぶしゃぶ。コロッケ。ふぐ刺し。ホタルイカの干物。

 このわた(ごはんと一緒に食べる)。魚介類。

   野菜。島らっきょう。生姜(大好物)。みょうが。海苔。

   豆大福。甘酒まんじゅう(富山銘菓)。笹生姜。アイスクリーム。

・嫌いな食べ物…蒸し海老。アップルパイ。

・食べる事が好き。たくさん食べる。空腹になると不機嫌になる。

 毎日30〜50品目食べる。おいしい店を発見するのが得意。

・楽屋に小さな炊飯器を持ち込んでごはんを炊く。

・インスタントみそ汁、乾燥スープ、ふりかけを持ち歩く(ロケ弁と一緒に食べる)。

・やきそばの中を歩いている夢を何度も見る。

・自宅に冷蔵庫が3台ある(=20.12現在)。

・故郷・富山の魚を食べる為に業務用の冷凍庫を愛用(マイナス約50℃で瞬間冷凍)。

・おいしい店、弁当屋、宅配業者などのリストをノートにまとめて持ち歩いている。

・酒が好き。酒はビール、焼酎が好き。

 ひとりで飲みに行って居合わせた人と一緒に盛り上がる。

 ※日本酒大賞奨励賞を受賞(=92年)

・タバコが好き。


■室井滋

 

□私生活②

・鼻頭に軟骨がない。

・体温が高い。冬でも薄着。

・体調が悪い時は生卵をまるごと飲む。

・クーラーが嫌い。夏はよく水風呂に入る。

・丸3日間眠れなかった事がある。

・お風呂が大好き。

 入浴しながら台本を読んで原稿を書く。

 自宅の浴室は浴槽が4〜5人同時に入れる大きさ。

 よく銭湯に行く。

・書き文字が汚。年賀状を書かない。

・ハイヒールが苦手。

・オカルトが大好き。雑誌「ムー」を愛読。

・幼稚園の時に買って貰った犬のぬいぐるみを今も飾ってある(=99.05現在)。

・手ぬぐいが好き。

 手ぬぐいで洋服を作って貰う。

 手ぬぐい芸ができる。

・自宅・クルマに防災グッズを完備。

・自宅のベランダや屋上で野菜・果物を栽培。

 キュウリ、ゴーヤ、スイカ、シソ、セロリ、

 トマト、ナス、ハーブ、ピーマンなど。

・雨が降らない限りほぼ毎日自宅の一角の稲荷様にお参りする。

・猫柄のモノを愛用。

・普段は基本的にノーメイク。

・動物が好き。

・ペット…猫4匹(一番上は20歳以上=16.11現在)。

・庭に来る野良猫にエサをあげる。


■室井滋

 

□私生活③

・いきつけ…「みづ乃」(西早稲田、いり玉ご飯を食べに毎月行く)。

・陶芸教室に行った事がある。

・現金をジップロックに入れて持ち歩く。

 電子マネー、クレジットカードを使わない。※19.08現在

・自転車を愛用。

 雨の日は100円ショップで買ったカッパを着て自転車で出かける。

・愛車…18年落ちのベンツ(免許取得後初めて買ったクルマ、

 高速道路を運転中にボンネットがいきなり開いた事がある=99.05現在)。

・雲の写真を撮るのが好き。

・ニホンカモシカに遭遇して写真を撮った事がある。

・計画を立てるのが好き。

・手書きのノートを持ち歩く。

・年末年始はもっぱら雀荘で過ごす。

 友人と沖縄に年越し旅行に行った時も大晦日は雀荘に行った。

・食べられる実のなる木が好き。

・エステで手を手入れして貰うと酒場に行きたくなる。

・自宅の塀に落書きをされた事がある。

・スーパーのカゴをそのまま家まで持って来てしまった事がある。

・ストーカーに自宅の郵便受けを荒された事がある。

・渋谷の東急本店前で人を待っていた時にコールガールと間違えられた事がある。

 男が目の前でピースをしてきたのは「2万円でどう?」という意味だったと後で気付いた。

・よくタクシーに帽子を忘れる。

・乗っていたクルマが2回点半スピンした事がある。

・タクシーを待っていてつまさきをクルマに轢かれた事がある。

・乗車中のタクシーが追突されて割れたフロントガラスの破片が顔面に刺さった事がある。

・ニューヨークのホテルで部屋に戻るとメイドが昼寝をしていた。


■室井滋

 

□私生活④

・嫌な事があるとすぐに富山の実家に帰る。

 父親のお墓参りをすると気持ちが落ちつく。

 月2回ペースで帰る(=16.06現在)。

・故郷・富山県に強い愛着を持っている。

 福井県に強いライバル心を持っている。

 ※学園祭やテレビのトーク番組でホタルイカ音頭を披露

・トルコが好き。トルコの親善大使を務めた。

・ガラケーを愛用(=19.08現在)。

 よく電話をかける約50人の電話番号を暗記している。

 肩から下げる初期型の携帯電話を長く愛用していた。

・若い頃は男性をルックスで選んでいた。

・耳の形に興味がある。

 知人を耳の形で覚える。

 耳が貧相な男性は苦手。

・映画館で感動して泣いていた時に隣で泣いていた男性からハンカチを貸して貰い、

 意気投合して飲みに行き、そのままその人の家に遊びに行った事がある。

・夫(長谷川)は陶芸をやっている。

・夫と些細な事が原因でよくケンカをする。


■室井滋

 

□人間関係

・もたいまさこ…友人。家が近所。ドラマ「やっぱり猫が好き」で共演。

・本上まなみ…友人。ドラマ「アナザヘブン」で共演。

 室井のエッセイ集のファン。

・浅野ゆう子、室井滋、松本明子…友人。

 よく3人で食事をして人の悪口を言い合う。

・竹中直人…友人。ケンカ友達。ラジオ番組で大喧嘩した事がある。

 ボーっとしている時にいきなり竹中にキスされた事がある。

 自宅の庭に来る性格が悪い野良猫を「竹中」と呼んでいる。

・内藤剛志…友人。自主映画時代からの仲。

・利重剛…友人。身内のような関係。自主映画時代からの仲。

・柴田理恵…同郷。

・小林聡美…ドラマ「やっぱり猫が好き」で共演。

・ガッツ石松…ドラマで共演してキスシーン。

・ウド鈴木…テレビ「ウリナリ」の企画で社交ダンスの世界大会にコンビを組んで出場。

・大友康平…映画「のど自慢」で共演。

・坂本冬美…雑誌の企画で坂本の1日付き人を務めた。

・明石家さんま…さんまに素人と思われて普通に道を訪かれた事がある。

・長谷川義史(絵本作家)…室井の本の絵を担当。

 一緒に絵本の読み聞かせライブ(しげちゃん一座のメンバー)。

・都はるみ…憧れている芸能人(大ファン)。映画「ビッグ・ショー」で共演。

・朝乃山…好きな力士。

・坂本ちゃん、徳井義実(チュートリアル)、川原亜矢子、中谷美紀…室井のファン。

・長谷川和彦…映画監督。92年から同居中(未入籍=19.08現在)。

 長谷川から「ゲボ」と呼ばれる(「シゲボー」の略)。


■室井滋

 

□エピソードなど①

・女優の仕事がいつ入っても良いように短期のアルバイトを100種類以上やった。

   ウグイス嬢、運び屋、探偵のアシスタント、表札のセールス、

 パチンコ屋のサクラ、アンケート調査、など。

 雇い主が公職選挙法違反容疑で取り調べられてウグイス嬢の給料を貰えなかった。

 運び屋のアルバイトは中に何が入っているか知らずにやった。

・映画「風の歌を聴け」でヌードを披露(商業映画初出演=81年)。

・まとまったギャラが初めて振り込まれた日に室井家の墓が崩れた。

 ギャラはそのまま墓の建て替え代に消えたが、

 それから良い仕事の話がどんどん来るようになった。

・コント赤信号が主宰する赤信号劇団に在籍。

・ドラマ「チャコちゃんケンちゃん」シリーズに出演。

・シングル「東京ブギウギ」をリリース。

・「キトキト友の会」という個人ファンクラブがある。

・撮影の待ち時間を有効に使う。

 足ツボマッサージを楽屋に呼ぶ。街に出て映画を観る。

・「知らない人とケンカをするな」「ひとりでフリー雀荘には行くな」

 と事務所社長に釘を刺されている。

・誰かの目を見ながらでないと台詞が覚えられない。

 飼い猫を相手に台詞覚えをする事がある。

・共演した相手の名前を忘れてしまう事がある。

・30代後半の頃に作品全体を見て演出家の意図を理解する事の重要性に気づいた。

 それまでは自分の演技の出来だけこだわっていた。

・映画「居酒屋ゆうれい」で日本アカデミー賞助演女優賞を受賞(=94年)。

・アニメ映画「耳をすませば」に声優として出演(=95年)。


■室井滋

 

□エピソードなど②

・テレビ「電波少年」の企画で所持金5000円でトルコを移動(=96年)。

 猿岩石に救援物資を渡す事が目的。

 1泊数百円の安宿に宿泊。移動は全てヒッチハイク。

 風呂屋でアカすりのアルバイトをした。

・「雷波少年」の企画「アジアの歌姫」でアジアの国々に無一文で行って生活。

 着物姿で路上で演歌を歌い、歌を録音したカセットテープを売ったお金で生活。

 現地の警察に何度も厄介になった。

 お金が入ったバッグを盗まれた時に現地の警官に対して逆ギレした。

 路上で野宿した。お風呂に何日も入れなかった(トイレの水で頭を洗った)。

 オンエアは泣いているシーンがカットされて楽しそうにやっているように見えた。

・書籍「室井滋のクロアン」の編集長を務めた(マガジンハウス=98年)。

 企画、取材、執筆、編集、印刷などすべての工程に携わった。

 ドラマのロケが終わった深夜から明け方まで編集部で作業。

 タイトルも見出しを全て自分で付けた。

・編集長を務めた雑誌「ヒントパレード」出版(=99年)。

・赤城麗子名義(映画「のど自慢」の役名)でCD「おしどり涙」をリリース(=99年)。

・自宅を「情報ツウ」で公開(=05年2月21日放送分)。

・ほたるいかミュージアム(富山県滑川市)のナレーションを担当。

・池袋サンシャインのプラネタリウム「銀河鉄道の夜」のナレーションを担当(=06年)。

・富山県のローカル線(黒部峡谷鉄道・トロッコ電車)の車内アナウンスを担当(=09年)。


■室井滋

 

□エピソードなど③

・一発芸…手ぬぐいを使った芸。おでこでピアニカ演奏。

・マネージャーをつけずにひとりで地方に行く。

・教育番組から硬派のドキュメンタリーまで数多くの番組でナレーションを担当。

・しげちゃん一座として絵本の読み聞かせライブを各地で開催。

 神社・公民館から2000人規模のホールまで呼ばれればどこへでも行く。

 多い時は年間30ステージ。

・少しでも時間が空くと原稿を書く。

 喫茶店で書くと筆が進む。

 自宅の近所にいきつけの喫茶店が4軒ある(喫茶店をはしごする事がある)。

 ネタに困ると喫茶店の他の客の会話を盗み聞きする。

 書くネタに困った時に何かの事件が起こる事が多い。

   原稿はジャポニカ学習帳に下書きして原稿用紙に清書する。

・エッセイ集を50冊以上出版。

・主な著書:

 「むかつくぜ!」「まんぷく劇場」「キトキトの魚」「東京バカッ花」

 「すっぴん魂」「オケラ歌姫」「ふぐママ」

凡例:20.01現在=2020年1月現在