加賀まりこ

加賀まりこ


■加賀まりこ(かが まりこ)

 

□肩書き

 女優 

 

□本名

 加賀雅子

 

□生年

 1943(昭和18)12.11(射手座/O型)

 

□出身地

 東京都千代田区神田(旧・東京都神田区)

 

□出身校

 明星学園高校中退

 

□略歴

 64年(21歳)映画「月曜日のユカ」出演。

 85年(40歳)朝ドラ「澪つくし」出演。

 97年(52歳)大河ドラマ「毛利元就」出演。

 ※他の主な出演:

  舞台 「オンディーヌ」

  映画 「涙を、獅子のたて髪に」「乾いた花」「麻雀放浪記」

  ドラマ「私の青空」「監察医薮野善次郎シリーズ」「やすらぎの郷」

  テレビ「夜のヒットスタジオSUPER」「快傑熟女! 心配ご無用」「徹子の部屋」

      CM    「資生堂」「富士フイルム」「サントリー なっちゃん」

 

□趣味

 読書 麻雀 花札 スピードくじ ガーデニング ゴルフ

 

□特技

 フランス語

 

□免許・資格

 普通自動車免許

■加賀まりこ

 

□幼少時代〜

・父・加賀四郎は大映のプロデューサー。

・13歳年上の兄、12歳年上の姉がいる。

・病院の防空壕の中で生まれた。

・末っ子で甘やかされて育った。

・小学校時代、姉の影響で読書が好きになった。

・小学校時代、掃除をさぼる男子がいるとほうきを持っておいかけた。

・小学校時代、学校からひとりでタクシーに乗って帰ってきた。

・父親はとてもダンディーな人だった。

 中学生になると一人前のレディーとして扱ってくれた。

 「おしゃれじゃない女は馬鹿だ」といつも言っていた。

 父親は永遠の理想の男性。

・中学時代、よく放課後に神保町の古本屋で立ち読みをした。

・中学時代、成績優秀(女子のトップ)。

・中学時代、陸上部。中2の時に走り幅跳びで都大会優勝。

・高校時代、青山のボウリング場(当時の不良の溜まり場)でよく遊んだ。

・高校時代、六本木「キャンティ」によく行った。(「六本木族」と呼ばれた)。

 コーヒー1杯で朝まで粘って大人の話を聞いていた。

 大江健三郎、川端康成、三島由紀夫、ムッシュかまやつが常連だった。

 「キャンティ」で遊ぶお金を稼ぐ為にモデルのアルバイトをした。

・高校時代、滅多に笑わなかった。

・高校時代、校門の所にボーイフレンドの外車がずらりと並んで待っていて、

   その日の気分でデート相手を選んだ。


■加賀まりこ

 

□私生活

・好物…カレーライス。ラーメン。そば。カレーうどん。麺類。

 仔牛肉のカツレツ。てんぷら。ナシゴレン。からすみ。豆腐。

 たけのこ(大好物、自分で採って生で食べる)。

 梅干し。キャンディ「チェルシーバター」。

 ゴルゴンゾーラのチーズケーキ(大好物)。

・嫌いな食べ物…鶏肉。海老。野菜。山椒。果物。牛乳。

・得意料理…カレーライス(20人分作って小分けにラップして冷凍する)。

・料理はほとんどしない。

・ごはんはお釜で炊いておひつに入れる。

・1日2食。朝食をしっかり食べる(ステーキを食べる事もある)。

 夜中におなかがすいた時は冷蔵庫に常備している「こんにゃくゼリー」を食べる。

・酒は全く飲めない。

・タバコを吸う(=13.03現在)。

・健康法…特製野菜ジュース(毎朝飲む)。

 鼻うがい。点滴。ハリ(週1回)。

   頭皮マッサージ(マッサージ師に自宅に来て貰う、1回5時間)。

   全身美容。遠赤外線のマッサージ機(楽屋に持ち込む)。

 ピラティス。ウォーキング(1時間で5000歩歩く)。

 ※特製野菜ジュース=にんじん、レタス、パセリ、きなこ、ヨーグルト

・病院が好き。毎年人間ドックを受診。

 「これで悪い所がなくなる」と思うと歯医者で削る音を心地よく感じる。

・日本尊厳死協会に入会して延命拒否をしている。

・角質を落とし過ぎないように洗顔は化粧水で軽く拭くだけ。

・湯舟に漬かるのが嫌い。

・平均睡眠時間は8〜10時間。仕事が忙しい時は週末に寝だめする。

・月に15〜20冊本を読む。

・好きな作家…赤川次郎。

・好きな曲…「チゴイネルワイゼン」。

・毎日必ず領収書の整理をする。

・自宅にジャグジー風呂がある。

・自宅改築の際にバリアフリーにして家庭用エレベーターを設置。

・ヌーブラを愛用。

・結城紬の着物が好き。

・収集…うさぎグッズ。

・ペット…猫3匹(3匹ともとても人なつこい=06.05現在)。

 ※人間のトイレで用を足す猫を飼っている(=05.12現在)

・猫が大好き。野良猫に餌をあげて捕まえた野良猫には不妊手術をする。

・住んでいる所…東京都・神楽坂(兄と同居中=04.12現在)。

・都会の中心に住むのが好き。

 自然のある所に住みたいと思わない。

・いきつけ…

 ラウンジ「オリガミ」(赤坂、15歳の頃から通っている、特製ナシゴレン=21.12現在)。

 そば「砂場」(赤坂、15歳の頃から通っている、大晦日に並んで食べる(=21.07現在)。

 寿司「二葉」(神楽坂、40年通っている、ばらちらし)。

 中華「龍公亭」(神楽坂、子供の頃から通っている)。

 レストラン「キャンティ」(六本木、15歳から通っている)。

 和食「かどわき」(麻布十番、トリュフごはん)。

 甘味処「紀の善」(神楽坂、子供の頃から通っている)。

・普段は殆どノーメイク。試供品の化粧品を愛用。

・ノーメイクでタクシーに乗って小泉今日子に間違えられた事がある。

・ひとりで外食するのが全然平気。

・カラオケボックスにひとりで行く。

・キティちゃんのガム入れを愛用(いつも持ち歩いている)。

・都内の移動によく地下鉄を使う。

・ドライブが好き。スピード狂。

・40歳まで泳げなかった。

・高桐院(京都の寺)が好き。

・思い立ったら小さなバッグひとつでひとりで海外旅行に行く。

・嫌な事はその日のうちに原因をつきとめて解決、翌日に持ち越さない。

・同窓会によく出席する。

・前日まで元気だった母親が90歳でポックリ他界した。

・麻雀が大好き。

 四暗刻単騎を上がった事がある。

 彼氏と一緒に打つ(=15.05現在)。

・義姉が朝食を作ってくれる。

・好きなタイプ…ダンディーで上り坂にある男性。

・太っている男性は生理的に嫌い。

・好きな男性に自分からアプローチするのが好き。

・20代半ばの頃に川端康成とデートをした。

・気にいった男性に手作りの料理を食べさせて「餌付け」する。

・彼氏と月に2〜3回会えれば充分。

・彼氏にビンタをした事がある。

・彼氏と食事代や旅行代を賭けて花札をする。

・向こうが冷めた気配を感じると自分から去る。

・元カレと別れた後も友達として交際(元夫も含む)。


■加賀まりこ

 

□人間関係

・立川談志…家族ぐるみのつきあい。

・浅丘ルリ子…親友。

・あき竹城…友人。長電話する。

・木村拓哉…友人。敬語を使わずに話す。

・真田広之…友人。「ヒロクン」と呼ぶ。

・山城新伍…友人。男が出来ると紹介して3人で食事する。

・坂上忍…友人。若い頃によく麻雀をした。

・おすぎ、ピーコ、松福亭鶴瓶、天海祐希…友人。

・立木義浩…友人。20代の頃からの仲。

 立木は「キャンティ」の隣に住んでいた。

・田中健…カラオケ仲間。マッサージ師を紹介して貰った。

・森光子…麻雀仲間。

・桂三枝…同い年(「十八年ひつじの会」の仲間)。麻雀仲間。

・前橋汀子(バイオリニスト)…水泳仲間。

・阿久悠、井上順、ジェリー藤尾、峰岸徹、田辺靖雄、大原麗子

 …若い頃の遊び仲間(六本木野獣会)。  

・野際陽子、水谷八重子…若い頃に同じアパート(川口アパート)に住んでいた。

・北大路欣也…舞台「オンディーヌ」で共演。

・中尾彬…映画「月曜日のユカ」で共演。初キスシーンの相手。

・古舘伊知郎…「夜のヒットスタジオ」の司会で共演。歌舞伎を一緒に観に行った。

・美川憲一…ドラマ「おたまりコンビ」シリーズで共演。

・松たか子…舞台「ハムレット」で共演。

・松岡昌宏…加賀のファン。

・市川染五郎、香取慎吾、上川隆也、山田純大…憧れている芸能人。

・石原直…小学校・中学校の同級生。

 ※「ウチくる!?」に出演(=04年3月7日放送分)

・加賀ちかこ…姪。加賀の元マネージャー。俳優の田中健の妻。

・石坂浩二、篠田正浩、長谷川安弘…交際を噂された。

・布施明…交際を噂された。

 72年に出産して7時間で死亡した子供の父親と言われている。

・高田明侑…テレビディレクター。73年結婚、80年離婚。

 最初の5年間は完全に主婦業に徹して毎晩料理を5品作って帰りを待っていたが、

 次第に高田がルーズになり、飲み屋の請求が加賀宛に来るようになった。

   結婚中に子供を流産。

・清弘誠…事実婚。演出家。6歳年下。04年頃から交際。

 自らアプローチしてOKを貰うまで5年かかった。

 清弘の自閉症の子供と同居していた。


■加賀まりこ

 

□エピソードなど

・父親の仕事の関係で裏方の仕事には興味があったが女優になるつもりはなかった。

・雑誌「週刊文春」62.10.08号の表紙がきかっけでスカウトされた(秋山庄太郎撮影)。

・テレビ「東京タワーは知っている」出演(=60年)。

・主演映画「月曜日のユカ」で心は純真な娼婦を演じた(=64年)。

・10代の頃、芸能界の仕事をなめていて、いつ辞めても良いと思っていた。

 プロ意識は全くなかった。「ニッコリ笑えば金になる」と思っていた。

 感じた事をそのまま正直になんでも口にした。

・歯に衣着せぬ発言と奔放な行動で「小悪魔」「生意気な女」「恋多き女」と呼ばれた。

 相手がどれだけ大物でも言いたい事ははっきり言う。

・「日本のブリジッド・バルドー」と呼ばれた。

・女優をやめるつもりで仕事をキャンセルしてフランス・パリに8ヵ月遊学(=64年)。

 パリやカンヌで一流の芝居を観た。

 ゴダール(映画監督)と一緒に遊んだ。

 600万円の毛皮のコートなどを買って1000万円の貯金を使い切った。

・舞台「オンディーヌ」に主演した際、演技の基礎が全くなかったので、

 演出家の浅利慶太から稽古で徹底的にしごかれた。

 本番で興奮のあまり大量に鼻血を出してしまった。

 この仕事後に劇団四季の研究生として2年間演技を基礎から勉強し直した。

・27歳の時、未婚の母騒動で仕事を全部降ろされた。

・写真集「私生活」でノーメイクやヌードを披露(立木義浩撮影=71年)。

 当時としては画期的・挑戦的な写真集。

・睡眠薬による自殺未遂騒動を起こして「量を間違えた」と弁明(=73年)。

・映画「泥の河」でキネマ旬報賞を受賞(=81年)。

・歌番組「夜のヒットスタジオSUPER」の司会を務める(=89年)。

・東京都清掃局の半透明ゴミ袋のCMに出演(=94年)。

・舞台「ハムレット」ロンドン公演(=98年)。

・映画「月曜日のユカ」が35年ぶりにリバイバル上映(=99年)。

・テレビ「旅ダチ!」の企画でスカイダイビングに初挑戦(=03年)。

・エッセイ集「とんがって本気」出版(新潮社=04年)。

・6歳からやっている麻雀の腕前は芸能界最強と言われている。

 「芸能界麻雀最強位決定戦THEわれめDEポン」で何度も優勝。

・「一番好きな作品は?」と訊かれると常に「次の作品」と答える。

・楽屋でテンションをあげる為に花札をやる。

凡例:20.01現在=2020年1月現在