三島由紀夫

三島由紀夫


■三島由紀夫(みしま ゆきお)

 

□肩書き

 作家

 

□本名

 平岡公威

 

□生年

 1925(大正14)01.14(山羊座/A型)

 

□没年

 1970(昭和45)11.25(享年45)割腹自殺

 

□出身地

 東京都渋谷区松濤

 

□出身校

 学習院初等科

 学習院中等科

 学習院高等科

 東京帝国大学法学部

 

□略歴(満年齢)

 49年(24歳)小説「仮面の告白」出版。

 56年(31歳)小説「金閣寺」出版。

 69年(44歳)小説「春の雪(豊饒の海 第一巻)」出版。

 ※他の主な著書:

  小説「禁色」「潮騒」「鏡子の家」


■三島由紀夫

 

□幼少時代〜

・父親は農林省水産局長の平岡梓。

・父方の祖父は福島県知事→樺太庁長官の平岡定太郎。

・母方の高祖父は幕府若年寄の永井尚志。

・3歳年下の妹、5歳年下の弟がいる。

・子供の頃、よく自家中毒になった。

・小学校時代、祖母の意向で祖母の部屋で寝起きさせられた。

・中学時代、運動が苦手だった。特に球技が苦手だった。

・中学時代、詩や小説を描き始めた。

 学習院の校友会誌「輔仁会雑誌」に作品を投稿。

・中学4年の時、成績がトップになり、クラス委員に推された。

・学習院高等科を首席で卒業。

・妹は腸チフスで終戦直後に急死(享年17)。

 

□私生活

・健康法…ボディビル。ボクシング。剣道。

・夜型。

 深夜から明け方にかけて執筆、朝から昼過ぎまで睡眠。

・住んでいる所…東京都目黒区緑が丘(敷地約250坪)。

・いきつけ…ゲイバー「ブランズウィック」(銀座)。

・ナイトクラブが好き。

・初の海外旅行で北米、南米、ヨーロッパを約半年間かけて廻った(26歳)。

 リオのカーニバルで街頭の乱舞に参加。

 パリでトラベラーズチェックを盗まれた。

・約半年間アメリカ・ニューヨークに滞在(=57年)。

・新婚旅行で約3ヵ月かけて世界一周。

   ハワイ、アメリカ、ポルトガル、スペイン、イタリア、ギリシャをまわった。

・時間に正確に規則正しく生活。

 締め切りは必ず守った。

 待ち合わせ時間に遅れた相手を待つのは15分まで。

 酒席がどれだけ盛り上がっていても23:00を過ぎると帰宅。

・弟は外交官。


■三島由紀夫

 

□人間関係

・美輪明宏…友人。美輪からシャンソンを教えて貰った。

 美輪の舞台「黒蜥蜴」の脚本を三島が書いた。

 美輪の著書「紫の履歴書」の序文を三島が執筆。 

 三島が自害する約1週間に会っていた。

・黛敏郎…友人。よく芸術談義。パリで一緒にゲイバーに行った。

・猪瀬直樹…著書「ペルソナ 三島由紀夫伝」を上梓。

・ジョン・ネイスン…三島作品を英訳。

・高嶋政伸、哲夫(笑い飯)、東出昌大、前田日明、村井国夫、

 佐藤江梨子、黒木瞳、近藤サト、弘中綾香

 …三島作品を愛読。

・杉山瑶子…58.06.01明治記念館で挙式。

・子供:

 長女…紀子。59.06.02誕生。

 長男…威一郎。62.05.02誕生。

 

□エピソードなど

・戯曲を多数執筆。劇団文学座演出部所属。

・三島由紀夫の小説のタイトルから生まれた流行語:

 「永すぎた春」永すぎた春=なかなか結婚に至らないカップル

 「美徳のよろめき」よろめき=人妻の浮気

※凡例 20.01現在=2020年1月現在