ビートたけし

ビートたけし

■ビートたけし

 

□肩書き

 芸人 タレント 俳優 映画監督 

 

□コンビ

 ツービート

 

□本名

 北野武

 

□別名

 北野武(映画監督) 

 立川錦之助(落語立川流の高座名)

 

□生年

 1947(昭和22)01.18(山羊座/O型)

 

□出身地

 東京都足立区

 

□出身校

 都立足立高校

 明治大学工学部機械科中退

 

□略歴(満年齢)

 73年(26歳)ツービート結成。

 81年(34歳)テレビ「オレたちひょうきん族」出演。

 89年(42歳)映画「その男、狂暴につき」監督。

 ※他の主な出演:

  映画 「戦場のメリークリスマス」「御法度」「血と骨」

      ドラマ「刑事ヨロシク」「学問ノススメ」「MUSASHI」

  テレビ「天才たけしの元気が出るTV」「平成教育委員会」「TVタックル」

 ※他の主な監督作品:

  「あの夏、一番静かな海」「ソナチネ」「キッズ・リターン」

 

□趣味

 読書 絵画 ピアノ 天使グッズ収集 落語 釣り 

 

□特技

 タップダンス

 

□資格・免許

 普通自動車免許 第二種運転免許

■ビートたけし

 

□幼少時代〜

・父親は塗装業。

・母親は師範学校出の才女。

 最初の夫(陸軍中尉)と死別後に「北野」の名前を残すために父親を婿養子に取った。

・兄が2人、姉が1人いる。

・約20歳年上の長兄は高校生の頃から通訳をやっていた程優秀だった。

・父親は稼ぎが悪くて酒好きだった。

 家は裕福ではなかった。

 母親は父親の仕事を手伝うのに加えてよく内職もしていた。

 基本的に小遣いは貰えなかった。

・母親は非常に教育熱心だった。

 将来の為に英語と理系の勉強をやるように言われた。

 文系はモノにならないので小説やマンガを読むのは禁止だった。

 近所の友達と遊んでいるのがバレるとほうきの柄で激しく殴られた。

 グローブ、メンコなどの遊び道具を庭に埋めて隠しておいて、

 母親の目を盗んでは掘り起こして取り出して遊びに行った。

 おもちゃなどは一切買ってくれなかった。

・自分の部屋はなかった。

 家族が食事して寝る部屋(4畳半)の片隅に置いたみかん箱で勉強した。

・お客さんへの挨拶が出来なくて何度も厳しく叱られてだんだん人見知りになった。

・子供の頃、海で泳ぐのが好きだった。

・中学時代、野球部。

 同級生の成田文男を見て野球を諦めた。

 ※成田文男はロッテでエースとして活躍

・中学時代、日曜日に父親の手伝いでクラスメイトの家のペンキを塗った。

・高校時代、得意科目は数学だけだった。

・高3の夏休みに1日12時間受験勉強(4時間×3)。

 8:00〜12:00、14:00〜18:00、20:00〜24:00のパターンで毎日勉強した。

・プロボクサーを目指してボクシングジムに入会、母親にバレてやめさせられた。

・将来クルマのエンジニアになりたいと思っていた。

・19歳の時、家を出て目白にアパート(家賃7500円)でひとり暮しを始めた。

 家賃を半年滞納したが追い出されなかった(母親が払ってくれていた)。

・大学時代、講議をサボって新宿のジャズ喫茶に入り浸たって小説や哲学書を読んだ。

・大学時代、毎日その日の全財産を賭けて博打をやった。

・大学時代、学生運動のデモに参加。

 インターナショナルを歌っている人の横でふざけて軍歌を歌って怒られた。

・大学時代のアルバイト…

 ジャズ喫茶「ビレッジゲート」。羽田空港の荷役。ガソリンスタンド。

 ジャズ喫茶のアルバイトを4〜5年続けた。

 

■ビートたけし

 

□私生活

・好物…寿司。おにぎり。九州ラーメン。

 ゴルゴンゾーラのパスタ。コロッケパン。

 牛肉のカルパッチョ。フォアグラのソテー。

 から揚げ。うなぎ。

・嫌いな食べ物…エスカルゴ。カレーライスの中のニンジン。らっきょう。

・04年から禁煙中(=10.08現在)。

 以前は1日2箱のヘビースモーカー。

・酒が好き。

 酔うと居合わせた人に祝儀を配る。

・バイク転倒事故で瀕死の重傷(顔面麻痺の後遺症が残った=94年)。

 事故の記憶はバイクにまたがった所までしかない。

・周囲に人がいる状態の方がよく眠れる。

・原子力からエッチな本までさまざな種類の本を大量に乱読する。

・パソコンが苦手。

 弟子に「インターネットを買って来い」と頼んだ事がある。

・あまり物欲がない。服、腕時計に興味が無い。

・広い部屋にいると落ち着かない。

・ペット…熱帯魚(=99.07現在)。

・住んでいる所…東京都・等々力(若手と共同生活=10.09現在)。

   所ジョージの世田谷ベースに対抗して等々力ベースと命名。

・別荘がある所…オーストラリア。

・いきつけ…

 中華「富麗華」(東麻布、上海蟹=21.03現在)。

 ちゃんこ「玉勝」(根岸=21.03現在)。

 うなぎ「うな将」(渋谷)。

 レストラン「キャンティ」。

・フランス語と中国語を勉強中(=11.01現在)。

・絵を描くようになったのはバイク事故以降。

 最初はひとコマ漫画のような絵だったが1年後にアトリエを作って本格的に描き出した。

・愛車…フェラーリ(=09.03現在)。

・海が好き。

・カラオケの十八番…徳永英明。サザンオールスターズ。ロッド・スチュワート。

・かつらを着けている人を発見するのが得意。

・父親は79年他界。

・漫才ブームで売れた時に家族での食事会の席で母親に現金500万円をあげた。

・母親は99年他界。

・友人に借金を申し込まれるとまとまった額を「返さなくていい」と言ってあげる。

・好きなタイプ…男のわがままを黙って聞いてくれるタイプの女性。

・3人愛人がいる時はつきあい始めた順に大事にする。

・女性から淋病を移された事がある。

・「たけしがつきあう女はブスが多い」と言われている。

・漫才のネタの出来が悪くて落ち込んだ時に妻が1000万円のポルシェを買ってくれた。

・漫才ブームの頃にありとあらゆる遊びをさんざんやった。

・小遣い制。自分でお金をおろした事がない。

・週に1回妻と一緒に食事をして妻の愚痴を聞く。

 それをサボると小遣いを貰えないらしい。

 

■ビートたけし

 

□人間関係

・所ジョージ…家族ぐるみのつきあい。毎年お互いの誕生日を祝う。

 所の自宅の駐車場にクルマを2台置いてある(=10.06現在)。

 毎週末所の別荘に遊びに行った時期がある。

 別荘で一緒に年越しをした事がある。

 テレビ「世界まる見え! 特捜部」で共演。

・島田洋七…親友。漫才ブームの頃からの仲。

 漫才ブームが終わって島田が暇な時期に連日食事を作って貰った。

 フライデー事件で謹慎中に島田が毎週石垣島に遊びに来た。

 ベストセラー「佐賀のがばいばあちゃん」はたけしのアドバイスで書いた本。

・石倉三郎…友人。若い頃によく一緒に飲んだ。石倉の結婚式の司会をやった。

・石坂浩二、大橋巨泉…友人。オーストラリアの別荘が近所にある。

・片岡鶴太郎…友人。売れない頃からの仲。

・中田カウス…友人。年に何回か朝まで話し合う。

・水島新司…友人。野球仲間。

・モト冬樹…友人。飲み友達。バイク事故の直前に一緒に飲んでいた。

・渡嘉敷勝男…友人。テレビ「風雲たけし城」で共演。

・ラモス瑠偉…友人。飲み友達。

・楠田枝里子…友人。毎年お互いの誕生日を祝う。

 テレビ「世界まる見え! 特捜部」で長年共演。

 一緒にピナバウシュ(世界的に有名な舞台芸術家)の舞台を観に行った。

・岸本加世子…友人。よく一緒に食事。北野武監督作品に多数出演。

・志茂田景樹…友人。

・泉ピン子…フランス座時代からの知り合い。「姉さん」と呼ぶ。

・和田アキ子…若い頃に和田の自宅に毎晩のように泊まった。

・芹沢名人…元たけし軍団。ゴルフの師匠。

・ビートきよし…ツービートの相方。一緒にゴルフに行く。

・なべやかん、玉袋筋太郎、三又又三、ラッシャー板前、松尾伴内、

 柳憂怜(柳ユーレイ)、水道橋博士、井手らっきょ、大森うたえもん、

 ダンカン、グレート義太夫、つまみ枝豆、芹澤名人、

 東国原英夫(そのまんま東)、ガダルカナル・タカ

 …たけし軍団の主要メンバー(年齢順、脱退を含む)。

 一番弟子はそのまんま東。

 タカは軍団のリーダー的存在で「親方」と呼ばれている。

・浅草キッド…ツービート襲名宣言、ビートきよしと3人でスリービートを結成(=98年)。

   長男・篤の教育係。インターネットの師匠。

   水道橋博士は自宅の一角を「北野武記念館」として様々なグッズを置いてある

 (貴重な品からタバコの吸いさしや脱ぎ立てのブリーフまで多数所蔵)。

・高田文夫…ニッポン放送「オールナイトニッポン」で共演。

・松方弘樹…テレビ「天才たけしの元気が出るTV」で共演。

 デュエット曲「I'll Be Back Again」をリリース(=86年)。

 一緒にソープランドに行った。 

・志村けん…テレビ「バカ殿」で共演して一緒に裸で走り廻るコントをやり、

 終了後に一緒に飲んで芸について語りあった。

・明石家さんま、片岡鶴太郎、島崎俊郎、島田紳助、ビートきよし、

 渡辺正行、ラサール石井、山田邦子 

 …「オレたちひょうきん族」の主な出演者。

・今田耕司……テレビ「たけしの誰でもピカソ」で共演。

 今田にピアノをプレゼントした。

・大島渚…映画「戦場のメリークリスマス」「御法度」の監督。

・大杉漣…映画「ソナチネ」「HANA-BI」に出演。

・篠原勝之…映画「菊次郎の夏」の小道具「天使の鈴」をデザイン。

・豊川悦司…映画「3-4X10月」に出演。ドラマ「兄弟」で共演。

・氷川きよし…たけしは氷川の芸名の名付け親。

・ドン小西…小西が作る服を愛用。

・阿部サダヲ、川畑要(CHEMISTRY)、角田信朗、三瓶、

 渋谷すばる(関ジャニ∞)、堂本剛、中村俊介、魔裟斗、松村邦洋、

 山下智久、山本耕史、宮本真希…たけしのモノマネができる。

・柳楽優弥…Netflix映画「浅草キッド」でビートたけしを演じた。

・立川談志…落語立川流の師匠。「立川錦之助」の高座名を貰った。

・深見千三郎…師匠。

 深見に言われてタップダンスを練習(ツービート結成前)。

・漫画トリオ…好きな芸人(大ファン)。

 若い頃に追っかけをしていた。

・長嶋茂雄…憧れている人。一緒に食事した事がある。

・宮藤官九郎…たけしのファン。

 中学時代にラジオ番組「ビートたけしのオールナイトニッポン」にネタを投稿して

 何度か採用された(当時は漫才師に憧れていてたけし軍団に入りたいと思っていた)。

・岸本加世子…昔からたけしの大ファン。映画「HANA-BI」で夫婦役で共演。

・七瀬なつみ…中学時代にたけしの大ファンでファンクラブに入ってグッズを収集、

 「オールナイトニッポン」のオンエアを聴きながら録音して翌日授業中に聴き直していた。

・江頭2:50、劇団ひとり、SEAMO、トータス松本、山崎まさや、

 岡本夏生、小野真弓、藤田弓子…たけしのファン。

・細川たかし…たけしの妻が細川の大ファンで追っかけをしている。

・北野大…実兄。工学博士。

・細川ふみえ、宮沢りえ…交際を噂された。

・大家由祐子…映画「キッズ・リターン」「HANA-BI」「菊次郎の夏」に出演。

 交際を噂された(=02年)。

・松田幹子…元漫才師。80年結婚(婚姻届提出は83年)、19年離婚。

 テレビの演芸番組で知り合った。

 女性漫才コンビ「ミキ&ミチ」で活動していた。

 当時妻が住んでいたマンションに風呂がついていたので、

 浅草の安アパートを引き払って同棲を始めた。

 婚姻届を書いた覚えはないがいつの間にか籍が入っていた(=ネタか?)。

 バイク転倒事故の際に集中治療室の隣の部屋に泊まり込みで看病。

 39年間の殆どの期間を別居生活、月に数回一緒に食事をした。

・妻…20年入籍? 個人事務所TNゴン取締役。18歳年下。

・子供:

 長男…篤。81年誕生。

 長女…井子(しょうこ)。82.10.12。映画「HANA-BI」に出演。

 ※孫(女児)…05.03.09誕生。長女・井子の子供。初孫。

 

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□エピソードなど

・アルバイト歴…

 羽田空港の荷物運搬(過酷な肉体労働、給料は非常に良かった)。

 飛行機の客室清掃係。デパートの販売員。デパートの書類整理。

 ステーキ屋の厨房。ガソリンスタンド。タクシー運転手。

 サウナ屋(背中流し、よくヤクザが来た)。

 フランス座のエレベーターボーイ。

・浅草には売れない芸人は只で飲み食いさせてくれる店がたくさんあった。

・コンビ結成当時はきよしがネタを書いていて、

 きよしがボケでたけしがツッコミだった。

・売れない頃のギャラは月1万円程度。

 妻がスナックで働いて生活を支えてくれた。 

 妻の実家は大阪で貸しビル業を営む金持ちだったが生活費は一切援助して貰わなかった。

 浅草演芸場へ行く電車賃しかない日があった。

 道ばたに落ちていたフライドチキンを犬と争った事があった。

・「コマネチ」のネタはせんだみつおから数万円で買ったらしい。

・漫才ブームで売れて月16万円だったギャラが月3000万円になった。

・ラジオ「オールナイトニッポン」のパーソナリティー(=81年〜)。

・シングル「俺は絶対テクニシャン」をリリース(=81年)。

・若い頃に「たけしさんが倒れた」と軍団全員に電話させて誰が一番早く駆けつけるか試した。

・30代後半の頃、的確なつっこみ台詞が瞬間的に出てこなくなった。

・軍団11人と一緒に雑誌「フライデー」編集部を襲撃(フライデー事件=86年)。 

 愛人とされた女性への取材トラブルから襲撃に及んだ。

 編集部員5人を負傷させて、懲役6ヵ月執行猶予2年の判決、芸能活動を半年間謹慎。

・脚本らしい脚本なしで映画を作る。

 撮影当日にその場で台詞を作っていく。

 ストーリー順に撮影して行く事が多い。

・悪人役の演技に定評がある。

   大久保清、千石イエス、金嬉老、3億円事件の真犯人などを演じた。

・映画「HANA-BI」「菊次郎の夏」に自身が描いた絵が多数登場する。

・映画「HANA-BI」でベネチア映画祭グランプリを受賞(=97年)。

・フランスの芸術文化勲章「シュバリエ」を受章(=99年)。

・歌手としてシングル約20枚、アルバム約15枚をリリース(=80〜90年代)。

・映画「座頭市」でベネチア映画祭監督賞を受賞(=03年)。

・映画「血と骨」の撮影中にアクションシーンで右肩を脱臼(=04年)。

・映画「血と骨」でキネマ旬報主演男優賞(=04年)。

・特別卒業生認定制度の第1号に選ばれて明治大学工学部を卒業(=04年)。

 ※在学中に100単位以上取得しながら大学に来られなくなった人を対象に設けられた制度

・東京芸術大学大学院映像研究科の教授に就任(=05年)。

・08年度の大学生向けの英語教科書に自身の経歴が掲載された。

・「笑っていいとも!」最終回にテレフォンゲストとして出演(=14年)。

・オフィス北野から独立(=18年)。

・レギュラー番組6本(1本のギャラは最高ランクの推定250万円)、

 推定年収約20億円。※FRIDAY 19年4月26日号

・紅白歌合戦に特別企画枠で出場して「浅草キッド」を歌唱(=19年)。

・TBSの敷地内で乗車中のクルマがつるはしを持った男性に襲撃された(=21年)。

 クルマの後部座席のガラスを割られて破片が降って来た。

・連載コラムや著書のほとんどは口述筆記。

・主な著書…

 小説「浅草キッド」「漫才病棟」

 自伝「愛でもくらえ」「時効」「余生」「孤独」

・副業…会員制高級割烹「北の屋」(→閉店)。

凡例:20.01現在=2020年1月現在

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