横山やすし

横山やすし


■横山やすし(よこやま やすし)

 

□肩書き

 芸人 

 

□所属コンビ

 堺伸スケ正スケ

 やすしきよし

 

□本名

 木村雄二

 

□生年

 1944(昭和19)03.18(魚座/B型)

 

□没年

 1996(平成08)01.21(享年51)アルコール性肝硬変

 

□出身地

 大阪府堺市

 

□出身校

 旭中学校卒業

 

□略歴(満年齢)

 66年(22歳)やすしきよしを結成。

 81年(38歳)テレビ「ザ・テレビ演芸」司会。

 84年(40歳)映画「唐獅子株式会社」主演。

   ※他の主な出演:

  映画 「ビッグマグナム 黒岩先生」「フライング 飛翔」「魚からダイオキシン!! 」

  ドラマ「裸の大将放浪記」「うちの子にかぎって…」「はぐれ刑事純情派」

  テレビ「久米宏のTVスクランブル」「やすしの度胸一発」

  CM    「国鉄」「明治製菓」「レナウン」

 

□趣味

 競艇 音楽観賞

 

□特技

 模型作り

 

□資格・免許

 セスナ操縦

 

□サイズ

  160㎝

 

□特記事項

・長男は木村一八


■横山やすし

 

□幼少時代〜

・父親はコック。

 戦時中は軍艦に乗っていた。

・毋親は遊郭の女将。

・高知県・沖ノ島で生まれた。

・出生時の体重2㎏未満の未熟児だった。

・産後の肥立ちが悪かった実母は実家に帰り、

 父親の知人を養母として育った。

・小学校時代、自衛官に憧れていた。

・小学校時代、父親のスクーターに無免許で乗っていた。

・中学時代、模型飛行機を作るのが大好きだった。


■横山やすし

 

□私生活

・酒が大好き。好きな酒はキンキンに冷やしたビール。

 酒豪を装っていたが実際は弱かったらしい。

 勧められた酒は断らない。

・タバコが嫌い。

 自分のそばにタバコを吸っている人がいると消して廻った。

・何者かに顔面などを殴られて意識不明の重体に陥って3ヵ月入院、

 言語機能に後遺症が残った(=92年)。

・神経質。匂いに敏感。

 ホテルに入るとまず足を洗って靴下を取り替えた。

・住んでいる所…大阪府摂津市。

・エンジンが付いている乗り物が好き。

・6人乗りのセスナ機をアメリカで購入(=83年)。

 定価7000万円を「現金で払うから」と5300万円に値切った。

 年間管理費は2000万円以上。

・レーシングボートチーム「横山レーシングチーム」を設立(=72年)。

 レース用以外を含めてボートを90艇所有(購入総額9000万円)。

 年間100レース参戦(1レースのエントリー費は約4万円)。

 年間経費は約3000万円。

・逝去時の借金総額は約17億円。

 ※木村一八の著書「父・横山やすし伝説」


■横山やすし

 

□人間関係

・西川きよし…やすしきよしの相方。

 やすしがきよしを誘ってコンビ結成。

 きよしの参院選出馬を機にコンビの仕事は激減した。

・レツゴー正児(2代目横山たかし)…64年にコンビ結成(翌年解散)。

・横山プリン…漫才コンビ・やすしたかしの相方(3ヵ月で解散)。。

・岡田好弘…漫才コンビ・堺伸スケ正スケの相方(59年結成、半年で解散)。

・久米宏…「久米宏のTVスクランブル」で共演。

・ダンカン…最初の芸名は「ふんころがし」だったが、

 やすしに一喝されて落語家時代の名前(談かん)に戻した。

・ダウンタウン…やすしに「お前らのは漫才じゃない。チンピラの立ち話や」と言われた。

 ※「ザ・テレビ演芸」(ダウンタウンのデビュー当時)

・的場浩司…横山やすし追悼ドラマ「俺は浪花の漫才師」でやすしを演じた。

・太平サブロー…横山やすしのモノマネが得意。

 サブローが西川きよしとコンビを組んで「笑点」でやすきよの漫才を披露(=99年)。

・横山たかしひろし…弟子。

・横山ノック…師匠。

 ノックに弟子入りして吉本興業に移籍。

 漫画トリオ時代にノックの付き人をしていた。

・秋田実…師匠。

・澤田隆治…プロデューサー。ラジオ「漫才教室」を担当。

 「漫才ブームの仕掛人」と呼ばれた。

・チイ子…漫才師の卵。デビュー当時に同棲。

・玲子…20歳の頃に同棲。5歳年上。

・澄子…?年結婚、73年離婚。

・啓子…75年結婚。

・子供:

 長男…木村一八。69.11.17誕生。俳優。※母親は澄子

 長女…雅美。71年誕生。※母親は澄子

 次女…木村光。81年誕生。タレント。※母親は澄子


■横山やすし

 

□エピソードなど

・中2の時、同級生の岡田好弘と漫才コンビを結成。

 自ら書いた台本でラジオ「漫才教室」の素人漫才コーナーに出演。

・中学校卒業後、岡田好弘と一緒に松竹新芸社(松竹芸能)に入社。

・デビュー当時、「天才漫才少年」と称賛された。

・やすしきよしを結成以前にコンビ結成・解散を何度か繰り返した。

・売れない頃のアルバイト…

 白タクの運転手。

 デパートの模型売場のサンプル模型を製作。

・競艇選手の試験を受けた(視力不足で不合格=64年)。

・上方漫才大賞新人賞(=67年)。

・コンビ結成当初はきよしがボケでやすしがツッコミだったが、

 次第にボケとツッコミが目まぐるしく入れ替わるようになった。

・やすきよの漫才の主なネタ…

 「ああ高校野球」「自動車教習所」「わが家の運動会」。

・決め台詞は「怒るで、しかし」。

・タクシー運転手への暴行で謹慎処分(懲役3年執行猶予2年=70年12月)。

・3回目の上方漫才大賞(=80年)。

・免許不携帯でモーターボートを運転して現行犯逮捕。

・酒に酔って「久米宏のTVスクランブル」に出演して暴言を繰り返し、

 無断で休んで吉本興業から無期限謹慎を宣告される(=84年)。

・長男・木村一八がタクシー運転手に暴行して重傷を負わせる(=88年)。

・酒気帯び運転によるバイクと接触する事故で吉本興業解雇(=89年)。

・参院議選比例区に風の会から立候補して落選(=92年)。

・真っ白になった髪とおぼつかない口調で盆踊り、結婚式、老人ホームなどで営業(=95年)。

・次女・木村光が西川きよしとコンビを組んで漫才を披露(大阪なんば花月=99年)。

 ※コンビ名は「西川きよし横山ひかり」

・著書の原稿は全て自分でく。

・主な著書…自伝「まいど! 横山です」。

凡例:19.01現在=2019年1月現在