吉行和子

吉行和子

■吉行和子(よしゆき かずこ)

 

□肩書き

 女優

 

□所属

 劇団民藝

 

□本名

 吉行和子

 

□別名(俳号)

 窓烏(まどがらす)

 

□生年

 1935(昭和10)08.09(獅子座/B型)

 

□出身地

 東京都

 

□出身校

 女子学院高校

 

□略歴

 57歳(22歳)舞台「アンネの日記」主演。

 78年(43歳)映画「愛の亡霊」主演。

 05年(70歳)ドラマ「Mの悲劇」出演。

 ※他の主な出演:

  舞台 「MITSUKO」「アブサンス ある不在」

  映画 「修羅雪姫」「東京家族」「家族はつらいよ」

  ドラマ「3年B組金八先生」「ふぞろいの林檎たち」「あぐり」

  テレビ「ごっつええ感じ」「徹子の部屋」「スタジオパークからこんにちは」

 

□趣味

 音楽観賞 オペラ観賞 俳句 海外旅行 

 

□特技

 手芸 パッチワーク 編物

 

□特記事項

・父親は吉行エイスケ

・母親は吉行あぐり

・兄は吉行淳之介

・妹は吉行理恵

■吉行和子

 

□幼少時代〜

・父親は作家の吉行エイスケ。

・母親は美容師の吉行あぐり。1929年から美容室を経営。

・11歳年上の兄、妹がいる。

・4歳の時、父親が他界。

・引っ込み思案で病弱な子供だった。

 部屋で読書やお絵描きをするのが好きだった。 

・小児喘息で1ヵ月入院後、岡山の父親の実家に預けられ、中学校入学が1年遅れた。

・中3の時、初めて観た舞台(劇団民藝)に触発されて女優を志した。

■吉行和子

 

□私生活

・好物…ステーキ。納豆。

 大手まんじゅう(岡山名物)。どら焼き。和菓子。宇宙食。

・料理が大嫌い。自宅に包丁・まな板、やかんがない。

 お茶はカップに水を入れて電子レンジで入れる。

 冷蔵庫には水と牛乳しか入っていない。

 豆腐などハサミで切れるものは全てハサミで切る。

 ご飯は2ヵ月に一度3合炊いて冷凍しておき少しづつ食べる。

 夜中におなかがすいた時は牛乳と水と練り胡麻でしのぐ。

・外食する時に食べためする。

・健康法…水。宝寿茶(薬草がたくさん入っている)。青汁。プロポリス。

   オニオンスライス。鍼。マッサージ。散歩(デパートを歩く)。

・2歳の時にかかった喘息が52歳の時に治った。

・大腿骨を骨折(=13年頃)。

・湯船に浸かるのが嫌い。

・掃除が大好き。掃除グッズを多数所有。

・自宅の天井や壁を自分で作ったパッチワーク(星の模様など)などで飾る。

・クッションを作っているうちにどんどん大きくなって、

 気がついたら3畳くらいの大きさになっていた事がある。

・音楽が好き。最新ヒットチャートを常にチェックする。

・75歳頃からパソコンを使い始めた。

・電子書籍に挑戦中(=12.09現在)。

・モノにこだわりがない。

・50歳を過ぎた頃から物欲が殆どなくなった。

・いきつけ…中華料理「胡座楼(あぐらろう)」(新宿、月に1回は行く)。

・母親と妹と同じマンションの別の部屋に住んでいる(=10.01現在)。

・市ヶ谷の川沿いの土手は子供の頃からの散歩コース。

・デパートで買物をするのが大好き。

 変なデザインの洋服を見つけるとつい買ってしまう。

・毎年元旦にタロットで一年と占って貰う。

・ひとり旅が好き。英語が通じない国でも平気。

・ロサンゼルスのディズニーランドが大好き。

・好奇心旺盛。

・昔の事を振り返らない。

・基本的にひとりで部屋で過ごすのが好き。

 同じ部屋に動くモノ(人間、動物、植物)がいると落ち着かない。

・恋人でも親友でも自宅に人を呼ぶのは嫌い。

・子供はあまり好きではない。

・若い人との携帯メール交換がストレス解消法。

・母親は肺炎で他界(享年107=15年)。

・母親が91歳を過ぎてから何度も一緒に海外旅行に行った。

  メキシコ、ネパール、中国などに行った。

・母親は97歳まで現役で美容師の仕事をしていた。

・好きなタイプ…いいかげんな男性。

・二枚目の男性は面白みがないので嫌い。

・恋愛体質。

・30代の男性と交際する事が多い。

・好きな男においしい食事を奢るのが好き。

・4年間の結婚生活で一度も食事を作らなかった。

■吉行和子

 

□人間関係

・冨士眞奈美…親友。俳句&オペラ&旅行仲間。

 トークショーや旅番組で何度も共演。

 山下洋輔の大ファンで一緒にコンサートに行く。

 お互い身勝手で無関心なのでケンカにならない。

 服の趣味が違うので打ち合わせなしでも衣装は絶対にバッティングしない。 

 ※共著「わたしはだれ?櫻となって踊りけり」を上梓(集英社=00年)

・ピーコ…親友。大晦日にピーコの自宅に泊まった事がある。

 ピーコがガンで左眼摘出で入院した時に毎日お見舞いに行った。

・小沢昭一、美輪明宏…友人。

・橋爪功…映画で何度も夫婦役で共演。

・藤竜也…映画「愛の亡霊」で共演して激しいベッドシーンを演じた。

・大島渚…映画「愛の亡霊」の監督。

・宇野重吉…劇団民藝の新人時代に宇野に「役について思いなさい」とアドバイスされた。

・山下洋輔…好きなミュージシャン。追っかけをしていた。 

・蟹江敬三…憧れている芸能人。

 ドラマの空き時間に「ウチで仮眠したら?」と誘ったが断られた。

・稲垣吾郎…憧れている芸能人。ドラマ「Mの悲劇」で親子役で共演。

・沢田研二…憧れている芸能人。

・クリントン元大統領…憧れている人。

・吉行淳之介…兄。作家。※94年他界(享年70)

・吉行理恵…妹。作家、詩人。※06年に甲状腺がんで他界(享年66) 

・元夫…28歳の時に結婚、4年間で離婚。

 結婚というものがどういうものか経験したくて結婚してみた。


■吉行和子

 

□エピソードなど

・劇団民芸附属水品演劇研究所に入所(54年)。

・劇団民芸に所属(57年〜69年)。

 裏方志望(衣装志望)で劇団民芸に入った。

・風邪をひいた主演女優の代役として舞台「アンネの日記」に主演。

 自分が出ない日は喘息の発作が凄かったが自分が出演する時はなぜか平気だった。

 その舞台の2年間のロングランの間に女優になろうと決意した。

・映画「折り梅」で痴呆症のおばあちゃん役を演じた。

・劇団民芸を辞めて以降、自分が出演する舞台を自らプロデュース。

 脚本選び、賛同者集め、劇場の交渉など全て自分でやった。

・舞台の台詞を覚えるのがボケ防止になると思っていた。

・一人芝居「MITSUKO」を全国で上演(13年間)。

・ドラマ「3年B組金八先生」の生徒役の人が成長して行くのを親の気持ちで見守る。

・ドラマの小道具を自分で作る。

凡例:19.01現在=2019年1月現在