萩原健一
■萩原健一(はぎわら けんいち)
□肩書き
俳優 歌手
□所属グループ
ザ・テンプターズ(67年〜70年)
□本名
萩原啓三
□愛称
ショーケン
□生年
1950(昭和25)07.26(獅子座/O型)
□没年
2019(平成30)03.26(享年68)消化管間質腫瘍
□出身地
埼玉県与野市
□出身校
私立聖橋高校中退
□略歴(満年齢)
72年(22歳)ドラマ「太陽にほえろ!」出演。
74年(24歳)ドラマ「傷だらけの天使」主演。
99年(49歳)大河ドラマ「元禄繚乱」出演。
※他な主な出演:
映画 「青春の蹉跌」「影武者」「いつかギラギラする日」
ドラマ「前略おふくろ様」「琉球の風」「課長サンの厄年」
□趣味
読書 映画観賞 ゴルフ 乗馬 水泳
□資格・免許
普通自動車免許
□特記事項
・元妻はいしだあゆみ
■萩原健一
□幼少時代〜
・実家は鮮魚店。
・兄が2人、姉が2人いる(4人とも種違い)。
※萩原の父親は母親が魚屋を始める際に援助してくれた男性
・学校の成績は良くなかった。
・兄と姉の影響で音楽や映画に親しんだ。
・小学校時代、石原裕次郎の大ファンだった。
・中学時代、学校をサボって映画館に入り浸っていた。
・中学時代、不良グループに入ってタバコを覚えた。
母親がやっている店のお金を盗んでは遊びに使った。
・中学時代、高校生の番長と子分(通称ダイケンとチュウケン)を相手にケンカ、
包丁を懐に忍ばせていた度胸の良さを見込まれて「ショーケン」という呼び名を授かった。
・14歳の時、セックスを初体験。
・高校を1年で中退。
・若い頃、スーツを買うお金がなかったので1年中トレンチコートを着ていた。
■萩原健一
□私生活
・好物…肉。ふぐ。コーヒー。
・得意料理…パスタ。ガーリックステーキ。
・妻が野菜中心の食事を作ってくれる。
・禁酒禁煙に成功。
以前はショートホープを1日30本のヘビースモーカーだった
・健康法…ウォーキング(1日70㎞歩く事がある)。
・真珠腫性中耳炎で右耳の聴力を失った。
・60歳頃から消化管間質腫瘍と闘病。
・38歳からうつ病と闘病中(安定剤と睡眠薬を常用=08.04現在)。
・コレステリング腫瘍を患った(一時は命の危険があった)。
・病気の姉の願掛けで歩き過ぎて足を疲労骨折した。
・自宅の近所を56日間で2300㎞歩いて約10㎏減量(50歳の時)。
・アルコール中毒になった事がある。
・いびきをかく。
・家事は全て自分でやる。
・毎朝玄関に水を打って清め、神棚と仏壇に合掌する。
・好きな歌手…ボブ・ディラン(影響を受けた)。
・好きな映画俳優…マーロン・ブランド。
・好きな映画女優…シャーロット・ランプリング。
・好きな映画…「ブリキの太鼓」「波止場」「灰とダイヤモンド」。
・雨が降るのを高い確率で当てる事ができる。
・ペット…猫5匹(=03.08現在)。
・住んでいる所…神奈川県横浜市。
・別荘がある所…静岡県・伊豆。
・いきつけ…理容室「おしゃれサロン フジ」(5日に1回、20年以上通っている)。
・マンツーマンでパソコンを習っている(=13.12現在)。
・飲酒運転でバイクに衝突(バイクの男性が5日間のケガ=84年)。
・クルマを運転中にバイクと正面衝突して現行犯逮捕(=04年)。
バイクの男性が重傷。罰金40万円の略式命令を受けて約2ヵ月芸能活動を自粛。
・四国八十八ヵ所巡礼に3回挑戦(2回成功、1回はドクターストップ)。
1500㎞の行程の1000㎞を過ぎると感覚が研ぎ澄まされて目も鼻も耳もよくなり、
巡礼を終えると価値観が変わった。
・知ったかぶりをする人間は大嫌い。
・近所の人と仲が良い。ホームパーティーをする。一緒にゴルフに行く。
・7歳年上の女性と交際した事がある。
・愛妻家。自宅にいる時は常に妻のそばで過ごす。
・妻と「パパ」「ママ」と呼び合う。
・妻と一緒によく海外旅行に行く。
■萩原健一
□人間関係
・沢田研二…友人。GS時代からのライバル。一緒にツインボーカルでバンドをやっていた。
・井上堯之…友人。兄貴分。20代前半の頃に井上の自宅に入り浸っていた。
蜷川幸雄など10数人の野心的な若者が常に集まっていた。
・山崎努…2度目の結婚の仲人。
・瀬戸内寂聴…友人。大麻事件を機に知り合った。瀬戸内を「お母さん」と呼ぶ。
瀬戸内の勧めで四国八十八ヵ所巡礼をやった。
・石原裕次郎、露口茂、小野寺昭…ドラマ「太陽にほえろ!」で共演。
・水谷豊…ドラマ「傷だらけの天使」で共演、萩原を「アニキ〜」と呼ぶ台詞が話題になった。
・桜金造…ドラマ「外科医・柊三郎」で共演、萩原にイジメられたと噂された。
・小柳ルミ子…映画「誘拐報道」で共演して濡れ場を演じた
(スカートの中に手を入れて実際に触った)。
・佐田真由美…映画「天使の牙」で共演、ベッドシーンを演じた。
・根岸吉太郎…トラブルで途中降番した映画「透光の樹」の監督。
・斎藤耕一…不遇時代に斎藤のサード助監督として映画修業をした。
・神代辰巳…演技の師匠。脚本の読み方や役作りについて教わった。
「青春の蹉跌」など神代監督作品5本に主演。
・黒澤明…映画「影武者」の撮影で黒澤にさんざんしごかれて役者としての考え方が変わった。
・観月ありさ…「萩原健一の隠し子」と噂された事がある。
・研ナオコ…萩原の大ファン。
日劇ウエスタンカーニバルで生のライブを見て高校を中退して上京する事を決意。
・浜田雅功…萩原のファン(子供の頃)。
・武田久美子…萩原のファン。
・高須基仁(出版プロフィーサー)…親友。
・石田えり…ドラマ「課長サンの厄年」で共演。
交際を噂された(萩原と倍償美津子の破局の原因と噂された)。
・江波杏子、岸恵子、坂口良子、篠ひろ子、杉本エマ、笵文雀、檀ふみ、
中野良子、樋口可南子、藤真利子、前橋汀子、桃井かおり…交際を噂された。
・倍賞美津子…約5年半交際・同棲と報じられた。
・小泉一十三…モデル。75年4月入籍、78年3月離婚。
・いしだあゆみ…80.05.27挙式、84年3月離婚(日付不詳)。
・島田由紀…ヘアメークアーチスト。96.05.24入籍、離婚調停の末に06.03.31離婚。
・冨田リカ…モデル。11.02.07入籍。12歳年下。雑誌の対談で知り合った。
妻は元々萩原のファンだった。
※小泉一十三との間に女児がいる
■萩原健一
□エピソードなど
・渡辺プロにスカウトされて芸能界に入った。
・ザ・テンプターズのボーカルとして活躍。
テンプターズは「ザ・スパイダースの弟分」として売り出された。
テンプターズの主なヒット曲…「エメラルドの伝説」「神様おねがい」。
ボーカルだったがデビュー曲では歌っていない(音楽的な意見の相違が理由らしい)。
・テンプターズ時代、変な衣装を着せられるのが嫌だった。
・テンプターズ時代、借金が300万円あった。
・GS(グループサウンズ)の人気バンド(主要メンバー):
スパイダース(かまやつひろし、井上順、堺正章)
タイガース(沢田研二、岸部一徳、岸部四郎)
ブルーコメッツ(ジャッキ一吉川、故・井上大輔)
ワイルドワンズ(鳥塚しげき、加瀬邦彦)
モップス(鈴木ヒロミツ)
※他に、サベージ、バニーズ、ゴールデンカップス、ダイナマイツ、クーガーズなど
・20代前半の頃、太宰治に傾倒。
芸能界を辞めて映画監督になる事を考えていた。
・テンプターズ解散後、ロックバンド・PYGを結成。
メンバーは萩原健一、沢田研二、井上堯之、大野克夫、岸部一徳、大口広司。
萩原と沢田のツインボーカルでハードロックをやっていた。
・ドラマ「傷だらけの天使」は撮影時に台本が完成していない事が多かった。
・ドラマ「太陽にほえろ!」にマカロニ刑事役で出演。
本来はマカロニウエスタン風の衣装を着る筈だったが断って愛称だけが残った。
従来にはないタイプの刑事役で人気を博した。
長く出演して飽きたので降番する為に自分から「殉職させてくれ」と頼んだ。
・映画「青春の蹉跌」でキネマ旬報主演男優賞(=74年度)。
・初のソロアルバム「惚れた」をリリース(=75年)。
・ライブで放水車で観客に向かって水をまいた事がある。
・映画でエキセントリックなアウトローを数多く演じた。
・大麻取締法違反(大麻所持)で逮捕されて1年間芸能活動を休止(=83年)。
収監中に仏教をテーマにした大長篇小説「大菩薩峠」を読破。
執行猶予中に裁判の初日に他界した母親を弔う為に49日間の座禅修業を行った。
・大麻事件により出演していたCMを降番、3億円の違約金を払って経済的に大ピンチになり、
娘の養育費の為に遊園地のアトラクションで着ぐるみを着る仕事をした。
・倍賞美津子とのツーショット写真を撮られてカメラマンと編集者に暴行して書類送検(=85年)。
・シングル「愚か者よ」をリリース(=87年)。
・カメラのすぐそばで演技をするのが苦手。
・大河ドラマ「元禄繚乱」で将軍徳川綱吉役を怪演(=99年)。
・13年ぶりにライブを開催(=03年)。
・22年ぶりに音楽番組に出演(TBS「うたばん」03年11月27日放送分)。
・途中降板した映画「透光の樹」の出演料をめぐるトラブルで恐喝未遂容疑で逮捕(=05年)。
懲役1年6月執行猶予3年。
・自伝「ショーケン」を出版(=08年)。
・マネージャーを使わずに自分で仕事をマネージメント、ギャラ交渉をする(=11.09現在)。
・映画の脚本を執筆中(=13.12現在)。
・22年ぶりのシングル「Time Flies」をリリース(=18年)。
凡例:19.01現在=2019年1月現在