■田中好子(たなか よしこ)
□肩書き
歌手 女優
□グループ
キャンディーズ
□本名
小達好子
□愛称
スーちゃん
□生年
1956(昭和31)04.08(牡羊座/A型)
□没年
2011(平成23)04.21(享年55)乳がん
□出身地
東京都
□出身校
成徳短期大学卒業
□略歴(満年齢)
73年(17歳)キャンディーズとして「あなたに夢中」で歌手デビュー(→78年解散)。
80年(24歳)ドラマ「虹子の冒険」に出演。
89年(33歳)映画「黒い雨」に主演。
※他の主な出演:
映画 「ひめゆりの塔」「夢千代日記」
ドラマ「君の名は」「家なき子」「ちゅらさん」
テレビ「レッツゴーヤング」「8時だョ! 全員集合」「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」
※キャンディーズの他の主なシングル:
「ハートのエースが出てこない」「春一番」「微笑みがえし」
□趣味
絵画 相撲観戦 ヒップホップダンス ボクササイズ スキューバダイビング
□特記事項
・日本アカデミー最優秀主演女優賞(89年「黒い雨」)
■田中好子
□幼少時代〜
・実家は釣具店。
※07.11現在営業中、義兄が跡を継いだ
・姉と弟がいる。
・小5の時、足立区の民謡大会に出場。
自分の歌を吹き込んだソノシートを貰った。
■田中好子
□私生活
・好物…焼き鳥の皮。あじのたたき。ザーサイ。韓国料理。
・嫌いな食べ物…タン塩。
・好きな酒…ビール。ワイン(白ワインを炭酸で割って氷を入れて飲むのが好き)。
・健康法…発芽玄米。五分搗き米。米ぬか(味噌汁などにいれる)。
ぬかっきー(ぬかクッキー)。
スポーツジム(少しでも時間があるとジムに行く、エアロビクス、ランニングマシン、ヨガ)。
・疲れ気味や風邪気味の時はすぐに病院で点滴を打って貰う。
地方の病院の診察券をたくさん持っている。
・毎年干支の絵を描いて絵皿を作る。
・家事が好き。
地方ロケから帰ってきて家の中が散らかっているとほっとする。
・アロマテラピーが好き。
・好きなブランド…エルメス。
・別荘がある所…オーストラリア。
・買物が好き。スーパーで安売品を探す。ポイントカードを愛用。
・よく韓国に韓国料理を食べに行く。
・大勢でにぎやかに遊ぶのが好き。家にしょっちゅう友人が遊びに来る。
・父親と一緒によく旅行に行く。
・重病で入退院を繰り返していた弟を励ます為に芸能界復帰を決めた。
弟に「お姉ちゃんがテレビに出ているのを見るのが一番好き」と言われた。
・知り合った時の夫は2回目の結婚中だった(「略奪愛」と報じられた)。
・夫はアメリカの大学に6年間留学していたのでキャンディーズを知らなかった。
・夫は死んだ弟と同じ名前で誕生日が1日違い。
・夫と一緒にゴルフをするとケンカになる。
■田中好子
□人間関係
・夏目雅子…親友。芸能界復帰ドラマ「虹子の冒険」で共演。
・安芸乃島勝巳(元関脇)…親友。しゃぶしゃぶパーティー、カラオケなどで遊ぶ。
・国仲涼子…友人。よく一緒に遊ぶ。一緒に韓国旅行に行った。
ドラマ「ちゅらさん」で親子役で共演。
・掛布雅之、加藤晴彦…飲み仲間。3人で一緒に飲む。
・伊藤蘭、田中好子、藤村美樹…キャンディーズのメンバー。
年に数回伊藤の自宅に集まって昼から夜中まで話をして最後に写真を撮り合う。
・片岡鶴太郎…絵の師匠。
・アグネス・チャン、浅田美代子、あべ静江、安西マリア、石川さゆり、
桜田淳子、夏木マリ、森昌子、八代亜紀、山口百恵
…歌手デビュー同期生。
・伊東四朗、小松政夫…テレビ「見ごろ! 食べころ! 笑いごろ!」のコントで共演。
・堺正章…ドラマ「ちゅらさん」で夫婦役で共演。
・萩本欽一…萩本のすすめで「欽どこ」で芸能界に復帰。
・太田裕美…スクールメイツの同期生。
・久世光彦…久世演出のドラマ「虹子の冒険」に出演、演技のイロハを教えて貰った。
・松浦亜弥…大学好きな歌手。DVDを購入。
・木梨憲武…キャンディーズの大ファン。
後楽園球場の解散コンサートに行った。
特にランちゃん(伊藤蘭)が好きだった。
・高橋克実…キャンディーズの大ファン。
チケットがないのに新潟から上京して解散コンサートを外で聞いた。
・山咲トオル…キャンディーズのファン。
・劇団ひとり…田中のファン。
・小達敏昭…義弟。プロゴルファー。
・小達一雄…91年結婚。夏目雅子の兄。
■田中好子
□エピソードなど
・芸能界入りを両親に大反対された。
・デビュー前にスクールメイツに在籍。
・子供向けヒーロードラマ「突撃! ヒューマン!!」 に出演(=72年)。
・キャンディーズ時代、最初の愛称は「ヨッチ」だったが、
ランちゃんミキちゃんとの語呂が悪いのでスーちゃんになった(ファンの案を採用)。
・キャンディーズ結成当初、3人で「3年間だけは頑張ろう」と約束。
・キャンディーズ時代、テレビ局で釣り好きの人に実家の釣具を営業した。
・キャンディーズ時代、寝る時間もまともに食事する時間もない程の忙しさだった。
・キャンディーズ時代、バラエティ番組でコントに挑戦。
・キャンディーズ最後のシングル「微笑がえし」はキャンディーズ最大のヒット曲。
歌詞にキャンディーズのシングルのタイトルがちりばめられている。
・キャンディーズ解散コンサートでファンに「普通の女の子に戻ります」と宣言(=78.04.04)。
・キャンディーズ解散後の最初の1年間、
読書、映画鑑賞、観劇、海外旅行など若い女性がするるような事を全てした。
メンバー3人で一緒に旅行に行った。
・映画「黒い雨」で日本アカデミー賞主演女優賞など映画賞を多数受賞。
・抗がん剤で脱毛した患者にかつらを無償貸与する「夏目雅子ひまわり基金」の設立に協力。
・公衆衛生審議委員を務めた(旧厚生省の諮問機関=99年から2年間)。
・キャンディーズ解散後、40歳頃まで「スーちゃん」と呼ばれる事に抵抗があった。
・東京スクールオブミュージック専門学校の顧問に就任。
・ドキュメンタリー「奥能登 女たちの海」のナレーションを担当。
・世界一美しい散歩道・ミルフォードトラック(ニュージーランド、全53.5㎞)を踏破。
・オファーがあればコントの仕事をしたいと思っている。

関連項目:物故者