梅沢富美男

梅沢富美男

■梅沢富美男(うめざわ とみお)

 

□肩書き

 俳優 歌手

 

□本名

 池田富美男

 

□生年

 1950(昭和25)11.09(蠍座/B型)

 

□出身地

 福島県福島市

 

□出身校

 前橋市立第四中学校

 

□略歴(満年齢)

 82年(32歳)ドラマ「淋しいのはお前だけじゃない」出演。

 83年(33歳)「夢芝居」がヒット。紅白歌合戦初出場。

 85年(35歳)ドラマ「必殺仕事人 激闘編」出演。

 ※他の主な出演:

  ドラマ「HERO」「利家とまつ」「おみやさん」

      テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」「ダウンタウンDX」

 

□趣味

 料理 麻雀 競馬 競艇 野球 スキューバダイビング 

 

□特技

 デザイン(舞台用の衣装、バッグ)

 

 

■梅沢富美男

 

□幼少時代〜

・父親は大衆演劇役者の梅沢清。

 剣劇の雄として知られた初代梅沢昇の弟子だった。

・母親は市川少女歌舞伎出身の竹沢竜千代。

・両親は梅沢劇団の創始者。

・母親がトイレに行く途中で産まれ落ちた。

 産まれた時に泣かなかったので母親が蹴ったらやっと呼吸したらしい。

・8人兄弟の7人目(5男)。

・小学校入学前は劇団と一緒に東北6県を旅公演でまわっていた。

・小学校入学前に読み書きや算数を教えて貰った。

・小1から5年間、福島の祖母の家にあずけられて小学校に通った。

・小学校低学年の頃、夏休みに旅公演で全国を回っている両親に会いに行った。

 会うと帰る時に悲しくなるので小3以降は会わないようにした。

・小学校時代、映画やテレビの隆盛で大衆演劇が冬の時代になって生活が苦しかった。

 服、靴、教科書は全ておさがりだった。

 ごはんは麦飯中心、おかずは納豆だけだった事があった。

 給食費滞納で給食を食べさせて貰えなかった。

 家計を助ける為に新聞配達とイナゴ捕りのアルバイトをした。

 兄と一緒に工場から鉄クズを盗もうととして捕まって警察沙汰になりかけた。

・中学時代、野球部。

 ポジションは遊撃手、打順は2番。

   前橋出身のプロ野球選手に誉められる程の腕前だった。

 甲子園出場後に高校を中退してプロ野球選手になろうと思っていた。

・中2の時、セックスを初体験。

■梅沢富美男

 

□私生活

・好物…卵かけご飯。

 つるつるわかめ(減量する時によく食べる)。

 麻婆豆腐。玉子(大好物)。カフェオレ。

・嫌いな食べ物…麦飯。光りもの(サバなど)。

 ねぎ。玉ねぎ。らっきょう。パクチー。

 甘いもの(ケーキ、ジュース、お菓子など全部駄目)。

・得意料理…寿司。

 牛丼(最高級の肉で作って舞台の楽屋で共演者にふるまう)。

 中華風焼きそば。アサリとトマトのパスタ。お好み焼き。

 きのこ鍋(山芋を入れる)。ゴーヤチャンプル。もやしのベーコン炒め。

 台湾風オムレツ。カニホタテ入りダイコンサラダ。

・料理が好き。料理を習った事がある。

 時々娘にお弁当を作る(キャラ弁を作ってあげる事がある)。

 家族の誕生日にバースデーケーキを焼く。

 毎年おせち料理を大量に作る。

 劇団にお金なかった頃によくもやし料理を作った。

 ※料理本「梅沢さんの台所」出版(=07年)

・日本全国のおいしい店の情報をノートにまとめている(トミシュランと呼んでいる)。

・酒が好き。好きな酒はレモンサワー。

・健康法…岩塩や生姜を入れて入浴。腹筋マシン。

・椎間板ヘルニアを患った(痛み止めの注射を打ちながら舞台に出演=02年)。

・ウイルス性腸炎による激しい腹痛で舞台で倒れて意識不明になり緊急入院(=03年)。

・視力矯正手術(レーシック)を受けた。

・中耳炎が悪化して鼓膜が破れた。

・両耳に補聴器を使用。

・太りやすい体質。

 つるつるわかめ(わかめめん)で5㎏減量。

 自分で喉に指を入れて食べたものを吐いてダイエットした事がある。

・RIZAPで約6ヵ月で約13㎏減量(約75㎏→約62㎏=17〜18年)。

 ※私服のスーツ、衣装、カツラを全て作り直した

 ※減量した事で女形が綺麗になった

・電気やテレビを付けっぱなしで寝る。

・極度の閉所恐怖症。

 布団は胸の辺りまでしかかけられない。

 タートルネックを着る時は顔でひっかからないように一気に着る。

 電話ボックス、ユニットバスが苦手。

 ホテルのトイレはドアをあけたまま用を足す。

 自宅の風呂場はとても広い。

・高所恐怖症。

・飛行機が大の苦手。

 空港に着いた時点で恐怖心で機嫌が悪くなる。

 飛行機の中では頭を抱えてずっとうつむいたまま。

 食事を摂らず採らずスチュワーデスに話しかけられても無視。

 飛行機に乗りたくない一心で網走から宮崎まで2日かけて電車で移動した事がある。  

 乗っている飛行機がエアポケットで揺れるとワイシャツをひきちぎって叫ぶ。 

・ジェットコースターが苦手。

・怖がり。

・注射・点滴が大嫌い。

・テレビの通販をよく利用する。

・自宅に自分専用の地下室に映画のビデオ、エロビデオを置いてある。

・4tトラック9台分のモノを断捨離した。

・カウボーイグッズが好き。

 カウボーイになりきってジョン・ウェインと対決して遊ぶのがストレス解消法。

 モデルガンをたくさん持っている。

・ユニクロのヒートテックが大好き(10枚まとめ買いする)。

・タオル地の服が好き。

・上半身と下半身の体型がアンバランスなのでスーツを全てオーダーメイド。

 年間100着以上スーツを作る(番組毎に別のスーツを着る)。

・足の形が独特(だんびろ甲高)なので殆どの市販の革靴はフィットしない。

 唯一フィットするブランドはエコー(VIP会員40%OFF)。

・バッグが大好き。数え切れないほど持っている。自分でデザイン。

・ペット…

   犬(保護犬、名前はマリ=23.01現在)。

 犬(チワプー、名前は夢子=18.12現在)。

 犬(名前はアレックス、エアコン付きの犬小屋を30万円で作った=13.09現在)。

・住んでいる所…東京都世田谷区田園調布(03年落成、敷地約150坪、

 3階建ての一軒家、リビング50畳、庭に桜の木がある、

 妻が風水に基づいて設計=23.04現在)。

・自分以外の家族は全員女性(妻、長女、次女、義母、義叔母=17.08現在)。

 義母と義叔母は同じ敷地の離れに住んでいる(=12.06現在)。

・いきつけ…

 「ノーリザベーションズ」(人形町、30年以上通っている=20.01現在)。

 焼肉「べこ亭」(自由が丘、多い時は週2回行く=13.02現在)。

 「ビストロ・ド・凧」(奥沢、30年前から通っている=12.06現在)。

 「道南食堂」(北海道函館市、カニ・イクラ・エビ・ウニを御飯の上に乗せて食べる)。

 懐石料理「満る川」(世田谷区奥沢、女将が美人)。

 中華「ビーブレッド」(世田谷区奥沢、家族で行く、梅沢創作のスペシャルメニュー有り)。

 焼肉屋「ジバゴ」(目黒区八雲)。

・奥沢神社(世田谷区)に初詣に行く。

・現金派。財布の中に常に現金約100万円をいれておく。

・温泉が好き。

・電車が好き。全国各地の駅弁に詳しい。

 横浜のシウマイ弁当、神戸のすきやき弁当、函館の海峡弁当が好き。

・競走馬を11頭を所有(=05.04現在)。

 レースに出る馬の維持費は1頭月70万円。

・病院が大嫌い。待ち時間が長いと検査の途中で帰る。

・ホテルでドアを開けたまま入浴して湯気で火災報知器が反応して大騒ぎになった事がある。

・怒りっぽい。

・マナーの悪い若者には厳しく注意する。

 コンビニの前で座ってタバコを吸っていた若者の頭をいきなり叩いた事がある。

・からまれている女性を助けて上着をかけてあげたらいつの間にかいなくなって、

 上着だけ捨てられていて30万円入った財布を盗られた事がある。

・赤ちゃん言葉を使って話す事がある。

・草野球チーム「梅沢軍団」を持っている。

・母親は白血病で余命半年と言われたが、

 奇跡的に回復してその後20年生きた。※99年他界

・兄(梅沢武生)と敬語で話す(22年他界=享年82)。

・長女と一緒にエステに行く。

・長女とメールをやりとりする。

・子役の女の子と仲良くすると娘がやきもちを焼く。

・娘が小学生の頃からきっちり性教育をした。

・長女の参観日に授業中に騒ぐ子供たちを「静かにしろ」と一喝、

 数人が泣いてしまって大問題になった。

・娘が自分のような男にひかっかるのが一番心配。

・女性のお尻フェチ。

・前妻と別れた時、長男から「僕を捨てたね」と言われてショックを受けた。

・初のハワイ公演に後援会のメンバーとして同行していて、

 酒のいきおいで大人の関係を結んでしまった相手が現在の妻(明子夫人)。

 童顔なので20歳くらいかと思っていたら実は30歳過ぎで「だまされた」と思った。

・妻と結婚する時に「俺は役者なんだから少々の浮気で騒がないように」と釘を刺した。

・自宅のはなれに妻のアロマテラピー用の部屋がある(匂いが嫌いなので入らない)。

・妻は臨床試験技師の資格を持っている。

・妻は風水に凝っている。

・お金の管理は妻が担当。小遣い制。

・妻はフィトセラピー(植物療法)の学校を経営(=17.09現在)。

・妻の母親は芸者の置屋を経営していた。

・好きな女性にヴィトンのバッグをプレゼントする。

・飲み屋の女性と仲良くなるのが得意。

・ナンパした相手が次女の友人だった事がある。

・10代の頃に芸者の女性とよく遊んだ。

 急遽旦那が帰って来てパンツ一丁で芸者の部屋から逃げた事がある。

・浮気が妻にバレた事が何度もある。

 浮気相手と一緒に行ったマイケル・ジャクソンの横浜休場のコンサートで妻と鉢合わせした。

 浮気相手と一緒に行った沖縄旅行がテレビの台風リポートに見切れていたのを妻が見ていた。

・浮気をするとオープンカーを買ってしまう。

・浮気相手に送るつもりのメールを間違えて妻に送ってしまった事がある。

・浮気がバレて妻に携帯電話を取り上げられた事がある。

・浮気がバレると喋る犬のぬいぐるみを使って妻に謝る。

・いつの間にか自宅の土地が妻の名義になっていた。

■梅沢富美男

 

□人間関係

・前川清…親友。競馬仲間。 「あにさん」と呼ぶ。

 舞台「春一番・花の舞踊絵巻」でともに女形で何度も共演。

   デュエット曲「言えないグッバイ」をリリース(=03年)。

・沢田亜矢子…親友。家族ぐるみのつきあい。

・瀬川瑛子…親友。梅沢の自宅でよく麻雀をする。

・研ナオコ…友人。若い頃からの仲。コンサートで共演。

 研の夫はゴルフ友達。

・前川紘毅…友人。ゴルフ仲間。

・西田敏行、みのもんた…友人。飲み友達。

・泉ピン子…友人。若い頃からの仲。舞台で共演。

・今井雅之…友人。

・加藤茶…同郷。梅沢の姉は加藤と中学の同級生。

・コウメ太夫…梅沢武生劇団に約2年間在籍。

・石ノ森章太郎…若い頃に石ノ森にかわいがって貰っていた。

   石ノ森の勧めで女形をやりはじめた。

 石ノ森に「お前は絶対売れるから慌てるな」と言われた。

・小椋佳…「夢芝居」を作詞作曲、日本レコード大賞作詞賞を受賞。

 梅沢はもともと小椋の大ファンだった。

・ブラザー・トム…シングル「からだからだから」を作曲。

・松尾駿(チョコレートプラネット)…梅沢のモノマネをする。

・小西克哉…顔が似ているとよく言われる。

・中山秀征…梅沢のファン。

・梅沢武生…12歳年上の兄。梅沢武生劇団の座長。梅沢富美男のプロデューサー。

 ※「ウチくる!?」に出演(=03年)

   ※肺炎で他界(享年82=22年)

・義叔母…小唄・三味線の師範。梅沢の自宅の庭の離れに住んでいる。

・義母…踊りの師匠。梅沢の自宅の庭の離れに住んでいる。もともと梅沢の大ファン。

・池田信太郎…バドミントン選手(北京五輪代表)。親戚(いとこの子供)。

・京子…元妻。?年結婚、89年離婚。売れない頃から交際。離婚後も連絡を取り合う。

・明子…90.10.18結婚。

 臨床検査技師を経て実家の建設会社で財務や経理を担当。

 結婚前から税金関係を相談していた。

 結婚後、家業の建設会社を継ぎ、梅沢の個人事務所を切り盛り、美容関係の店を経営。

 ※「徹子の部屋」で夫婦共演(=17年8月21日放送分)

・子供:

 長男…梅沢清章。36歳(=17.10現在)。俳優。

 長女…智香。91年誕生。

 次女…名津美。96年誕生。

■梅沢富美男

 

□エピソードなど

・2歳の頃、舞台で「伊那の勘太郎」を1番から3番まできちんと歌っておひねりを貰った。

 地元の新聞に「天才子役現る」と記事が載った(母親が切り抜きを大切に保存していた)。

・3歳の頃には劇団の中心になっていた。

・中学卒業間際、兄に呼ばれて東京・南千住の劇場で芝居に出演。

 福島弁で話した台詞を笑われたのを「受けた」と勘違いして役者の血が爆発した。

 もし「笑われた」と判っていたら役者になっていなかった。

・中学卒業後、兄の勧めで正式に梅沢劇団に入って本格的に役者をはじめた。

・10代後半の頃に映画俳優を志してオーディションを受けたが、

 「お前は目が細いからダメだ」と演技を見て貰う前に落とされた。

・売れるまではほとんど無給、ご祝儀とご贔屓さんに食べさせて貰っていた。

・18歳の時から約2年間料理人を目指して寿司屋でアルバイト。

・松戸駅前の店でバーテンをしていた。

・若い頃、父親に常にお洒落な格好をするようにアドバイスされた。

 「財布に1万円しかなくても100万円持ってると思われるような格好をしろ」と言われた。

・25歳の頃、役者をやめようと思って、

 石ノ森章太郎に「壁を感じている」と相談すると、

 「壁というのは売れたやつが言うせりふだ」と一喝された。

・25歳の頃、兄に言われて仕方なく女形をやりはじめた。

・色っぽい流し目のやり方を徹底的に研究した。

・女形の研究の為にいつでもどこでも女性の仕種や目線を観察・研究した。

   セックスの時に電気を消さずに感じている表情を観察した。

 銭湯に行く芸者さんを電信柱の陰で延々観察して不審者として交番に連行された。

・女形は「新境地にして真骨頂」と評された。

・「下町の玉三郎」と呼ばれた。

 ・化粧は手早くやれば3分、ゆっくりやっても10分もあればできる。

・女形をやるのは好きではない。

・女形だけではなくバカ殿風の三枚目も演じる。

・1日で300万円のおひねりを貰った事がある。

・全国区の人気になるとおひねりをくれる人は激減した。

・歌の仕事を断る口実として「小椋佳さんが作ってくれるなら」と言ったら数日で曲が出来た。

・「夢芝居」が売れて人気が全国区になるまでは東京の小さな小屋だけを廻っていた。

・売れ始めた頃は妻子の存在を隠していた。

・明治座初公演は1日3回公演が全て超満員の大盛況(=86年)。

・素顔で劇場に入ろうとしたら「関係者以外駄目だよ」と言われた事がある。

・若い奴に昔話だけはしないようにしよう、と心に決めている。

・長男から「役者になりたい」と言われた時、顔では反対していたが、

 内心は嬉しくて仕方がなかった。ボトル1本あけてうれし泣きした。

・売れた後、約5年間テレビ出演を断って年間350日大きな舞台に出演。

・劇団に入ってきた悪ぶった若者を何人も教育して厚生させた。

・体調が悪い時は看護婦を雇って舞台に出る直前まで点滴をする。

・ドラマ「HERO」第10話にゲスト出演(=01年)。

・長女・智香、次女・名津美が「メレンゲの気持ち」にVTR出演(=02年)。

・自宅を「情報ツウ」で公開(=05年4月12日放送分)。

・事務所に入った空き巣を義兄が現行犯逮捕(=07年)。

・2時間ドラマに多数出演。

・ドッキリ企画で怒って殴り合いのケンカになった事がある(放送中止)。

・装置の故障で2時間宙吊りにされ続けた事がある。

・明治座の通算公演回数が1000回を超えた(=10年)。

・自宅を「誰だって波瀾爆笑」で公開(=12年6月1日放送分)。

・義母・土井桂子、義母の妹・藤井トモ子が「誰だって波瀾爆笑」に出演(=12年)。

・梅沢劇団の3代目座長に就任(=12年)。

・梅沢劇団には元暴走族、元不良がたくさんいる。

   アルバイトで芸事がおろそかにならないように劇団員には大卒新入社員並みの給料を出す。

・梅沢劇団の公演のケータリングを自分で手配して自分で並べる。

・自宅を「ウチくる!?」で公開(=13年2月17日放送分)。

・青森県藤崎町(母親の地元)の観光大使に就任(=13年)。

・三部構成の主演舞台を年間約150公演開催(=16年現在)。

・テレビのコメンテーターとして歯に衣着せぬ発言をしてよくネットが炎上する。

 常に「いつ辞めてもいい」という覚悟で発言している。

 「ミヤネ屋」は問題発言でいつでも辞める覚悟で1回単位の契約。

・著書…エッセイ集「理屈が通る世間はない」(幻冬舎)。

・副業…和食屋(廃業)。