市原悦子

市原悦子


■市原悦子(いちはら えつこ)

 

□肩書き

 女優

 

□所属

 劇団俳優座(57年〜71年)

 

□生年

 1936(昭和11)01.24(水瓶座/A型)

 

□没年

 2019(平成30)01.12(享年82)

 

□出身地

 千葉県千葉市

 

□出身校

 千葉市立末広中学校

 千葉県立第一高校

 

□略歴(満年齢)

 75年(39歳)アニメ「まんが日本昔ばなし」出演(声優)。

 96年(60歳)大河ドラマ「秀吉」出演。

 03年(67歳)映画「蕨野行」主演。

 ※他の主な出演:

  舞台 「三文オペラ」「ハムレット」「その男ゾルバ」

  映画 「雪国」「黒い雨」「金閣寺」

  ドラマ「勝海舟」「家政婦は見た!シリーズ」「ふたりでタンゴを」

  テレビ「ぴったんこカンカン」「はなまるマーケット」「徹子の部屋」

  CM    「アメリカンホーム保険」「サントリー ボス」「ユーキャン」

 

□趣味

 編物 和裁 麻雀 書道 テニス観戦 マラソン観戦 園芸 散歩 旅行

 

□サイズ

 159㎝

 

□特記事項

・夫は塩見哲


■市原悦子

 

□幼少時代〜

・父親は銀行員。

・母親は元小学校教師。

・兄が1人、妹が2人いる。

・子供の頃、身体を動かす事が大好きだった。

 近所のガキ大将だった。

 馬乗り、ゴム跳び、縄跳びなど何をやっても一番だった。

・好きなものは好き、嫌ななものは嫌、という自己主張がはっきりした子供だった。

・戦争中に疎開していた。

・中学時代、演劇部。好きだった先生が顧問だったので演劇部に入った。

・高校時代、演劇部。千葉県演劇コンクールで個人演技賞を受賞。

・学生時代、マラソン、走り高跳び、ソフトボール、卓球、ボウリングなどをやった。


■市原悦子

 

□私生活

・好物…スパゲティ。お好み焼き。チキンソテー。

 杏仁豆腐。デコポン。ジャスミンティー。

・健康食に興味がない。その時に食べたいと感じたものを食べる。

・結婚した時に家事はできる方がすると約束したので仕事で疲れた時は家事はしない。

 夫は料理の腕はプロ並み(コックのアルバイトの経験がある)。

・お取り寄せをおyく利用する。

・健康法…マッサージ(週2回)。

 散歩(夫と一緒市ヶ谷から神宮外苑まで約3.5㎞を歩く、帰りはタクシーを利用)。

・S状結腸腫瘍の手術を受けた(=12年)。

・急性膵臓炎で約2週間入院(時期不詳)。

・血小板が少ないので定期的に通院して薬を飲んでいる(=12.08現在)。

・自己免疫性脊髄炎で仕事を休養(=17年)。

・麻雀は下手すぎてマークされないので意外と負けない。

・テニス観戦が大好き。4大大会を必ず録画してじっくり観る。

・木製の家具が好き。

・気に入った洋服は20年着る。

・住んでいる所…東京都新宿区市ヶ谷(50年住んでいる=13.10現在)。

・いきつけ…

 レストラン「サバティーニ」(散歩後にランチを食べる)。

 茶店「潮音亭」(神奈川県鎌倉市の長谷寺、葛餅必ず食べる)。

 パン屋「ハナ・コウジ」。

 喫茶店「ミュージアム ティールーム」。

・マラソンや駅伝を観るのが大好き。沿道まで応援に行く。

・31歳の頃、演劇研修生として夫と一緒にヨーロッパ、アメリカに2ヵ月滞在。

 毎日劇場で芝居を観た。ホテルと食事を切り詰めて劇場代だけ贅沢した。夫は自費。

・毎日17:00に夫に電話をしていた。


■市原悦子

 

□人間関係

・大山のぶ代、ジェームス三木…俳優座養成所第6期の同期生。

・中村敦夫、原田芳雄…俳優座の同僚。

 中村を中心にアングラ芝居「はんらん狂騒曲」を強行上演後に一緒に俳優座を辞めた。

・佐藤B作…舞台「芽キャベツでもいいから」で共演。

・三國連太郎…ドラマ「ふたりでタンゴを」で共演。

・ミッキー吉野…ふたりだけのショーライブで共演(市原が歌と踊り、吉野が演奏)。

・松任谷由実…市原のファン。

 「松任谷由実のオールナイト・ニッポン」に市原悦子コーナーを設けて市原がゲスト出演。

・久本朋子、菊川怜…市原を女優として目標にしている。

・白川和子、高橋ひとみ…市原のファン。

・常田富士男…アニメ「まんが日本昔ばなし」で20年間共演。

・岩上廣志…中学の先生。岩上の影響で演劇に目覚めた。

・千田是也…俳優座の演出家。新人時代に目をかけて貰った。

・塩見哲…舞台演出家。61年結婚。俳優座養成所第6期の同期生。※14年他界(享年80)

   結婚式は会費500円で挙げたが黒字だった。


■市原悦子

 

□エピソードなど

・富士銀行の内定を蹴って俳優座養成所に入った。

・俳優座養成所時代、体操の先生に「君はオリンピックに出られる素質がある。

 僕の所で3年修業しないか」と誘われた。

・新人時代、敬語の使い方がわからなくてよく先輩から叱られた。

・デビュー当時、4畳半ひとまの部屋(家賃4500円)に住んでいた。

・映画「雪國」に出演(映画初出演=57年)。

・「歌える新劇女優」として喝采をあびた。

・俳優座時代の15年間、朝から晩まで芝居の事を考えていた。

・アニメ「まんが日本昔ばなし」に声優として20年間出演。

 全パートを市原と常田富士男のふたりで演じた。

 ナレーション、老若男女の人物、動物、神仏など様々なパートを担当。

・ドラマ「家政婦は見た!シリーズ」の覗き見シーン(市原が秘密を知るシーン)の瞬間瞬間は30%。

・マネージャーと一緒に何度も何度も読み合わせをしてセリフを覚える。

・人の演技を見るのが好き。家の近所ロケをしているとついつい見てしまう。

・舞台の稽古が大好き。本番よりも稽古が好き。

・自分に出来そうもない役が来ると嬉しい。

・台本を読んでわからない所があると「わからない」とはっきりスタッフに言う。

・良い作品を作る為に監督やスタッフとアイデアを出し合うのが好き。

・ロケが大好き。セットでの撮影は大嫌い。

・撮影中・本番中の怪我が多い:

 舞台から落下して手首を怪我、ギブスを付けたまま残りの舞台を務めた

 自転車に乗るシーンの収録中に転んで失神して救急車で運ばれた

・エッセイ集「ひとりごと」を出版(=01年)。

・舞台の仕事が好き。

・2時間ドラマに多数出演。

凡例:20.01現在=2020年1月現在